成功企業から何を読み取るか?
プロ野球。キャンプが始まりました。
沖縄、宮崎にと、話題を追って、スポーツ担当記者が駆けずり回ってます。
各選手、最近は自主トレと称して、シーズンが終われば、休む間もなく身体を鍛えます。年が明ければ、更にメニューを強化して体力を養います。キャンプに入れば、テーマを決めて課題克服にチャレンジします。本物の自分を求めて。
オフの過ごし方やキャンプでの姿勢が、シーズンの成績に繋がります。野球選手にはオフとシーズンがありますが、我々は、現役である以上、365日がシーズンです。オフはありません。鍛えるには、日々の現場で学ぶしかありません。しかし、それだけでは、並の選手で終わってしまいます。
長打力もなく、足も遅い選手が、チャンスに強いとか。華麗な守備ができるとか。特異な球を投げれるとか。光る選手になるには、シーズン中にオフを探し出し、そのオフを利用して、自分を鍛えるしかありません。
それには、生活時間を有効に使うか?睡眠時間を削るか?によって時間を作り、
あとは、意志と気力で継続するしかありません。
企業も同じで、好況(シーズン)時には、多少の緩みが生じても、進んで行くことが許されますが、不況(オフ)には、一切の弛緩は許されません。
私は、不況はプロ野球のキャンプと同じだと考えています。人も組織も、仕事の内容も、すべてを洗い直し、従来のビジネスモデルを根幹から見直すための機会を与えてくれる鍛錬の場だと思っています。
キャンプが、神様と称された先輩や、修羅場を生き抜いた成功者の指導を受けるように、企業も、不況下にも拘らず業績を伸ばし、勝ち組のビジネスモデルを構築する素晴らしい成功企業に学ばねばなりません。
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不況をキャンプと捉え、必死に学んでみる必要があります。
そうすれば、必ず自社の課題が見えてきます。それを克服すれば、シーズンに花開くことになります。
因みに、広告屋の立場から。この優良企業5社。成功のキーワード、おぼろげながら見えてきます。
え〜。みえない?おかしいね?
まず「安」でしょ。「家」でしょ。「動」でしょ。「近」でしょ。そして、共通するのは「健康」です。
オフのない人生を詰まらない生き方と捉えるのか。
シーズンばかりの人生にオフを探して自分を鍛える人生が良いのか。
私は、オフに成功企業の経験に学んだり、自分で自分を鍛えるための工夫をするのが楽しくて仕方がありません。しかし、家人には「そろそろ努力だけでは限界ですよ。オフばかりでも変わりはしませんよ?????・」と釘を刺されています。
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