レッテル

社会を活性化するアドマンに!!
今週からいよいよ四月。我社にも、若鮎が10名加わります。
26日から新人研修が始まり、4日に入社式。アドマンとしてスタートです。わくわくします。
活性化とは何か?と、問われれば、私は即座に「人が集う事だ」と答えます。
例えば、山村僻地が賑わいを取り戻すのは、故郷を離れた人達が帰省する、盆暮れです。
吹き荒れる不況は、経済を収縮させています。企業は雇用調整を促進したり、新戦力の加入を取り消したりと、人員削減に躍起です。やもう得ないことですが、とても悲しい現実です。
人が減れば、企業も街も、そして国も急激に元気が無くなります。そんな折、若い仲間を迎えることができるのはとても幸せなことです。新人の加入は我社が大いに活性化し、不況の嵐を撥ね返してくれると、確信します。
あまり、意識していませんでしたが、社会経済生産性本部なる有っても無くても良い陳腐な機関が、新入社員のタイプを1973年から毎年、命名(レッテル貼り)しているそうです。
06年が従順だが時に大胆な自己主張する「ブロック型」
07年が損得勘定で早期転職が予想される「デイトレーダー型」
08年が配慮や指導が必要な「カーリング型」
そして、今年は、環境問題に関心が高く節約志向で、無駄を嫌う傾向。折り目正しく小さくたためて便利だが、使う時には大きく広げる(育成)必要がある。
酷使すると長持ちしない(早期離職)。意外に耐久性に優れた面もあり活用次第で有用となる
「エコパック型」だそうです。面白い表現ですが????
人は一人では生きられません。周りの人たちに助けられ、生かされるものです。
特別に個性のある人を除いて、助けられた人達の影響、即ち、時代を反映して育つものです。
この団体の指摘もあながち、間違ってはいないと思いますが、
現下の不況は、昨年の9月以降。環境問題、特にエコバックが問題になったのはこの一二年ではありません。もう少し前です。どうもすっきりしません・・・・・・・?
単に、時流と若者とを結びつけ、レッテルを貼っただけの試みです。
若者を迎える側の社会が巣立つ若者にいい加減なレッテルを貼ってどうするんだと、思うんです。
別段、目くじらを立てているわけではありませんが、
レッテルを貼りますと、人はその目で見ます。見られますとそうかな〜などと思ってしまいます。
それが社会パッシングになる場合があります。
貼らなくて良いものにも、面白半分で、レッテルを貼ってなんの意味があるのでしょうか。
我社に集ってくれた、若鮎たちは、研修が終われば、立派なアドマンです。
社会に翻弄されることなく、社会を活性化する逞しいアドマンに育って欲しいと願います。
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