第3の創業にあたり
我社の決算は三月。今日で今期も終了。一年を振り返れば反省点ばかりだが。
経済は生き物。その時、その場面で、持てる力をフル回転させて、獲物と格闘する以外に道はない。
経済収縮の度合いは、想像を絶している。昨年の結果やデータが、まったく役に立たない。
「あると思うな親と金」と言うが、「あると思うな去年の仕事」だ。
今までの仕事のやり方では生き残れない。すべてをゼロベースで見直す。
その覚悟と心構えが必要だ。それは天が与えた千載一隅のチャンスでもある。
そこで、私は、新年度にあたって、そのチャンスを「第三の創業」と位置づけた。
昨日の我社はない。もはやない。あるのは、このスタートを一緒に生き抜くスタッフのみである。
創業にあたって、まず必要なことは、企業理念「地域社会への貢献」を共有すること。
何のために我々は存在するのか。何のために我々はこの仕事に取り組むのか。
そして、質の高いサービスを提供する。
「そこまでやるか」とお客様に満足頂き、社会を唸らせる仕事をする。
さらに、昨日までは、広告会社として、その営業姿勢が余りにも淡白だった。
今日からは、しつこく、粘り強い「諦めない」営業スタイルを構築する。
美濃の国主だった斉藤道三はその執念深い生き方から、別名「蝮の道三」と言われた。
この時代。淡白な営業では生き残れない。営業スタイルを「蝮の中広」と言われるようにする。
中広32期「第3の創業」は、狙った獲物は確実に仕留める。
「蝮の道三」ならぬ「蝮の中広」で行く。
そういえば、今週の土日は、満開の桜の下で、通称「道三まつり」と呼ばれる岐阜祭りが催される。
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