岡林信康

歌は世に連れ 世は歌に連れ・・・・・・
年末から断続的に開村されていた派遣村が閉村されたとの報道に。
何となくホッとした気分になるのはなぜだろうと、思っています。
リミスキーさんに、マイケルジャクソンンの音楽についてご指導をと、お願い、そのリターンを頂いたにも関わらず返事も書かず恐縮していますが。実は、音楽って・・・・・・と、考え込んでます。
音楽と歌(流行歌」)との区別も付きませんのでピントが合わないかも知れませんが。「歌は世に連れ  世は歌に連れ」と申します。私の場合「歌は世代とともに」の印象が強いです。
私の青春世代の音楽(歌?)といえば、フォークソングになるんでしょうか?当時歌われた反戦や反社会的な思想が詰まった曲を耳にしますと青春が蘇り、心が熱くなります。歌詞が口から・・・・・。
フォークの神様といえば「岡林信康」。差別の谷間で、貧乏と風習に母親が耐えかね娘を置いて・・「うちがなんぼ早よう起〜来ても。父さん靴トントン叩いては〜る」(チューリップのアップリケ)を聴くと涙が溢れてきます。
今日の仕事はつらかった」「ど〜せ ど〜せ山谷のどや住まい〜」と下積み労働者の悲哀を歌った「山谷ブルース」(68年)。学生でいいのか。この社会はどこかおかしいなんて・・・・・・。
岡林の曲と学生時代が今も重なります。その岡林フォークの復刻版がブレークしていると聞きます。
団塊世代が買い求めるのかと思いきや。岡林を知らない若い世代に共感を呼んでいると。
そうか。派遣村に違和感があったのは、無味乾燥で音楽がない。派遣村発の歌詞や曲が生れていない。何故か。それは、人間の怠惰、逃避の果ての、まがい物だからです。
もしも、派遣村で、「岡林信康」が・・・。音楽が生れ、集った人たちが、肩組みあって歌を歌ったら。そんな光景になったなら。派遣村から明日が見えたかもしれない。
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コメント

  1. リミスキー より:

    今夜は懐かしいサイモン&ガーファンクルを観て来ました。68歳にして青春です。最近は音楽を聴く手段が個人化(i-podみたいなイヤホンで聴くオーディオが普及)しているので、みんなで歌おう!なんて発想がおきないのではないでしょか。寂しいことです。なけなしのお金で買った30cmのLP盤、大事にして、みんなで聴きましたし、貸し借りしました。国中の人が口ずさめるような歌が少なくなりました。CBCラジオの「いっしょに歌お!今月の歌」はそんな風潮を何とかしたい!と始めました。