国際会議、ネットで済ますわけには・・・・・。
自省していることがあります。会議が多すぎるのと、長すぎることです。
我社はもともと、会議が極端に少ないのを自慢していました。それが、景気悪化のせいなのか?
それとも、話し合えば、成果が上がり、解決策が見つかると錯覚するのか?集って、仲間の顔を見ていれば、何とかなる、そんな安心感で自己満足しているのか?やたらと会議が増えました。
もう忘れているかも知れませんが。去年のサミットは、北海道洞爺湖でした。ホストは、福田前首相。「低炭素社会の実現」に向けてCO2削減目標を定めたのが唯一の評価と言われた首脳会議でした。
しかし、僅か1年前ですが、その福田さん影も形もない。削減問題では思惑の違いが表面化、一向に成果が上がらない。そんなこんなで、サミット形骸化が叫ばれて久しいのですが・・・・・・・・。
去年の金融危機以降、世界の20ヵ国の首脳が集い、金融サミットも2回開催されました。経済危機克服に財政出動が行われましたが、危機の火種は残り、世界経済が好転した兆しはみられない。
他にも、あの朦朧会見が話題になった蔵相会議。外交問題を話し合う外相会議など、国際会議は目白押しです。顔を見ての会議はある程度は必要だが。多すぎるのでは。ネットで済ますわけには・・・・・。
このイタリアサミット。開催地「ラクイラ」は3か月前に大地震が襲い、二千人を超す死傷者が出たところ。したたかな、イタリア首相は、各国首脳からの復興支援を呼び込む下心があるとか。
北朝鮮の核実験。中国のウイグル自治区の暴動などなど。難しい国際問題は山積しているのですが、果たして、実績の上がる会議が開かれるのかどうか?オバマ大統領、ロシアメドベージェフ大統領と核軍縮を話し合ってから、初登場。期待したいのですが・・・。
少なくとも、我が首相殿。国際会議に臨むだけの力量と、背景があるのか?と、問えば、各国首脳の顔を見て、「バカ笑い」。自己満足だけでは、サミットに行く意味があるのでしょうかね。
我社の会議も、もう少し内容を精査して、短時間で、済むようにせねばと思う次第です。
「え。何ですか?」「お前が、頻繁に、長い会議を開くんじゃないか」「ですって」。
赤面の極み。 Goto
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