高校授業料無償化

仙谷大臣に聞いてみたいものです。
議論を呼ぶところですが、高校授業料の無償化で朝鮮学校を除外した問題、誤解を恐れずに考えてみたいと思います。
そもそも、民主党はマニフェスト作成段階で、この政策をどの程度議論したのでしょうか?あまり、議論しなかったのではないかと思います。私は、それは仕方がないことだと思っています。
なぜなら、戦後初めての本格的な政権交代が起こることに、誰もが、半信半疑。当の民主党が「こりゃ大変なことになったと思たのですから・・・・。
この政策。根本は選挙対策。子供手当ほどに、理念を明確にしてマニフェストに織り込んだとは思っていません。この国の高校進学率は97,3%(08年度)。2,7%の若者はこの恩恵は、最初から受けられません。そのことに対して議論された痕跡も、見解も見当たりません。丁寧に議論を積み上げた政策ではない証拠です。
それから、朝鮮学校は朝鮮語で民族教育を行う学校で各種学校と位置づけされています。高級学校が日本の高校にあたります。無償化は各種学校には当てはまりませんので、除外の理由が各種学校だからであるならば、それはそれで一つの答え。分かるのですが・・・。
拉致問題が理由で、無償化を除外したとなりますと、それは問題ではないかと思います。反日教育をしていることも問題だとエスカレートしているようですが、それも、私は問題だと思います。
拉致問題は、朝鮮学校の高級学校に通う若者の責任でしょうか?日本に生まれ日本で暮らす若者を国交を結んでいない国の国籍だからと言って、差別する思想を日本国民に植え付けて良いものでしょうか?私は疑問です。
日本国は、何人たりとも憲法のもとに平等です。思想、信条の自由は保障されねばなりません。同時に、日本は法治国家です。違法行為は何人たりとも許されるものではありません。
その観点からも、反日教育を理由とした政策差別は違法行為にあたります。
私は、この問題で、拉致を念頭に置いて除外すると決めた民主党政権が、高級学校に通う若者の心にどれだけ酷い傷を付けたかと思うと、果たして、この政権はどれだけ真剣に「コンクリートから人へ」の人間尊重の政策を実現しようと考えているのか疑問に思います。
民主党政権に政権の重みがないと批評する意見がありますが。まだ、政権を担当して半年。経験不足は大目に見たいと思います・・・。しかし、理念や信念、主義・主張がないとしたら・・それこそ大問題です。
この問題は、政治哲学です。閣内で唯一思想が語れる仙谷大臣に聞いてみたいものです。                                                            Goto

コメント

  1. レモンハート より:

    高校無償化には賛成。各種学校まで範囲を広げることには反対。そして拉致の問題と混同するこには反対です。これじゃ宗教弾圧と一緒。もちろん、北朝鮮に公費を使うことには反対ですが・・・。
    仙谷大臣発言には他に疑問がいっぱいです。予算の財源確保について消費税はもちろん、法人税も所得税も新しい発想で臨まなければ予算編成が出来ない可能性もあると指摘することについて理解できるのですが、実際に法人税をあげればこの国の企業はどんな行動をとるのかというシナリオが伝わりません。消費税についても同様です。骨抜きの公務員改革しかできないのに税収の議論ばかりが先行する。他にお金のいることばかりが予算を通る。企業であればまずは、赤字を減らすことを先決させるでしょう・・・。仙石大臣の唱える新しい発想とは、単に税金をあげることです。(医療改革など民主党だからできたこともありますが・・・)政治家ならもっとクリエイティブな発想が欲しい。法人税ゼロ、逆に世界一高い相続税・・・。空港・港の発着料ゼロ。日本には優秀な官僚もいるはず。能書きはいらない。無茶苦茶な発想でいろいろなシュミレーションをすれば、何かいい案が浮かぶと思うのですが・・・・(ドバイ・フィンランドは思いもしない無茶苦茶な発想で成功を収めました/企業・商店も同様ありとあらゆる知恵とリスクがあってこその成功です)。奇人でも変人でもいい、とにかくいろいろな知恵を出す営業的、B型的発想の大臣募集します。

  2. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    そうなんです。そこがこの政権の危うさだと思います。だから、仙谷大臣に聞いてみたいのです。
    安田講堂から、いの一番で逃げたと、当時の同志から今尚、批判されてる大臣に・・・・。 Goto

  3. 出稼ぎもの より:

    単純に、各種学校は対象としない、といえばよいのでは?と思います。拉致云々は言わずもがなのことであって、余計なことを「拉致問題に熱心ですよ」という政治的な宣伝として口にした、という印象です。
    個人的には北朝鮮という国に関わる全てに大して、わずかなりとも利するような政策は心情的に認められませんし、日本の公費を浪費するなど全く容認できませんが、しかしながらそれをするにも表現の仕方はあるだろう、と思うのです。
    その点で、拉致担当相は少々足りないと思うし、政権自体のしたたかさがないように感じるのでした。
    雑感です。