宝くじ

庶民の夢を食い物にしている・・・・。
なぜ、新聞各紙は、事業仕分けを一面で取り扱わないのでしょうか?とりわけ、22日の朝刊。天下りの典型的な例で、官僚利権体質の権化でもある「日本宝くじ協会」をはじめとする総務省所管の公益法人の不条理の問題を。
私は一面に掲載する価値あるニュースだと思いましたが・・・・。
勿論、朝日も毎日も、中日も中面では丁寧に扱っていますが・・・。宝くじは庶民の夢です。その夢を食い物にしてきた実態を暴いたのに、読売は「ベタ記事」扱いです。民主党の点数が上がる報道はしないのでしょうか・・・それとも他に意図があるのでしょうか。
宝くじ。当選金は44,7%で、40,0%が地方自治体に分配され、残りの15,3%が運営経費として、総務省の天下りどもが好き勝手に使っていたとは、知りませんでした。ご存知でしたか?
自治体に分配するのは、趣旨がそうなのですから…理解できないわけでもありませんが。
15,3%、1480億円の経費は・・・異常です。
広告の世界ではテレビや新聞で「ジャンボ宝くじ」の宣伝を大々的にやっていますので、あれだけの露出度だと・・相当な額が流れているなと思っていましたが・・・1480億円あればやりたい放題ですね。
少なく見積もっても、500億いや1000億以上が宣伝費じゃないでしょうか。まさに、湯水の如くですね。田舎の広告会社にしてみれば、そんなスポンサーを扱わせて頂ければ・・・夢の様な話です。
宣伝費のすべてがマスコミに流れるのではありませんが、テレビ局や新聞社、出版社にとっては、垂線です。(広告効果を批判しているわけではありませんが・・・効果が数値化されていません)
だから、「宝くじ」仕分け。新聞は一面で扱わず。読売は「ベタ記事」。テレビも、局によっては全く取り上げない。か、さらっと流してお仕舞にする・・・・。当然かもしれません。私は聖域なく切り込む事業仕分けを高く評価します。政権交代したがゆえに、恥部が白日のもとに晒されるからです。
しかし、身に降りかかるとなると、メディアまでもが・・・仕分けそのものを批判する。先日、報道された仕分け人へのいわれなき中傷記事。悲しくなります。それに、今回のように、紙面の扱い方を変える新聞社。これでは、国民は何が、問題で、何が正しいのかの判断が付かない。
こんな、恐ろしい話があります。メディアの編集サイドの言です「俺が面白いと思ったモノを、読者は面白がっている」と。言葉を変えましょう「読者が面白いモノでも、俺が面白くないモノは報道しない」となります。
宝くじ。庶民の夢を、官僚とメディアが食い物にしている・・・・とは思いたくないのですが。
ガンバレ!!仕分け人達。
                                       Goto
追伸
それと、地域の広告会社に「宝くじ」の宣伝を任せてくれれば。
もっと、安価で効率よくできる自信があるんですが・・・・。

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