青臭い書生に!

新聞ほど豊かなコミュニケーションツールはないのですが・・・・・・。
今年で・・・・15回目になるそうです。教育に新聞を活用しようという・・・・NIE(Newspaper in Educastion)週間が11月1日からスタートしました。
新聞を読もう・・・をライフワークとする「新聞命」のおっさんとしては・・この運動こそが、新聞の価値を知らしめる最も重要な取り組みだと思っています。
この地方でも・中日新聞の記者諸君が・・・学校に招かれ、記事の解説や新聞の役割を語り、子供たちに新聞の読み方や見方を説明して教材に活用していますが・・・。
私としては、とても不満です。NIE活動の重要性を、新聞社の幹部(経営陣)が「我が事」として、理解していないことに。新聞の斜陽は今に始まったことではありませんが・・・・その危機感が感じられません。
歯止めを掛ける手立ても、改革案も中途半端で・・・・まるで、座して死を待つのをジャーナリズム的に横目で・・眺め・・まるで他人事・・だと思っているように見えてなりません。
新聞の凋落を止める手立ては・・一つしかありません。子供に新聞の使命や役割を教えることです。そうです。そうなんです。NIE活動を・・・・徹底的に推進することです。今日・明日には成果が出ませんが。
しかし・・・20年・30年先には・・・必ず花が咲きます。養育とはそう言うモノです。新聞関係者達は自分の仕事が本当に社会で価値があると思っているならば、「青臭い書生」の気持ちで、自ら子供たちの前に立ち・・・新聞を使って子供たちを教育すべきです。
そうです・・・教育現場に記者じゃなくて・・・新聞社の幹部が立つべきです。
その熱意と意欲が伝わって来ないことと・・・・昨今のマスメディアが近視眼的な報道しかせず、この国の国民が小粒になって行くのとが、ダブるのは・・・・とても悲しい。
仙台の「地域NIEキャラバン」の代表を務める元教員は「新聞社自体が新聞の魅力を読者に伝えてこなかった。作りっぱなしではダメ」と・・・鋭く指摘する・・・・。
新聞社の批判をしているのではありません・・・・新聞ほど豊かなコミュニケーションツールはない。新聞ほど価値ある情報源はない。新聞ほど教育教材に使われなければなならないモノはない・・・にも拘らず・・・
作り手の側が、そのことを理解していないのが・・腹立たしく、不満なのです。            Goto
追伸
11/11中日新聞に、NIE活動の一環として、小学校へ記者を派遣する「出前授業」の記事がありました。
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