英国王のスピーチ・・・
昔から・・・先達はあらまほしきものなり・・と申します。経験豊かない先輩、本質を見極めた先達の指導がなければ・・・いくら努力しても、努力が実らないことがあります。
先週の金曜。夕刊を読んでましたら・・・映画「英国王のスピーチ」の紹介記事が目に止まりました。解説を読むと、英国王の実話だって言うじゃないですか。それにアカデミー賞にもノミネートされていると。
この映画は面白そう・・・・日曜の午前中、時間がありましたので、近所にある商業集積地のシネコンで・・・60歳以上1000円・・・観て見ました。火曜の朝刊でアカデミー賞の作品賞を受賞したと知り・・・さもありなんと思っています。
王家の二男坊ですから・・・「吃音症」(言語障害)の治療をするために・・・国中の権威ある医者の治療を受けます。しかし、それらの治療方法をどれだけ試しても・・・病を克服することができません。
なぜなら・・・医者達は、患者と向き合うのではなく、王家の権威と向き合うからです。昨今の日本の医者にも・・・おカネの権威と向き合って、患者と向き合わない、不逞の輩も結構いますが。患者の立場に立てない医療は、医療とは言えません。
それと・・・この映画の本質・・・さもありなん・・・と私が思いましたのは、いくら努力しても、正しい治療方法。病気にマッチした治療方法に出会わないと・・・完治しない。つまり、物事を成就させるには努力するしかありませんが、正しい努力をしないと・・・努力は無駄になってしまう。努力は実らない・・・そのことを映画から学びました。
アカデミー賞、さもありなん。と感動でした。
さてさて・・・・私の飛距離を20ヤード伸ばすために試している日々の努力・・・我流では実のらないのではと、急に不安になってきました。先達に相談してみようかなぁー。 Goto
コメント
ありがとうございます。
三作品・・探して観賞してみます。
Goto
私も見てみます!映画といえば小栗康平監督の処女作品「泥の河」は最高です。ぜひ一度ご覧になってください。※たぶんレンタルされていないと思います。小栗康平監督作品集を購入しないと見る手段がありません。ちなみに作品現場は名古屋港です(大阪には昭和20年代の撮影風景がなかったそうです)。
フェリーニ監督の「道」、小泉監督の黒沢明監督へのオマージュ作品「雨あがる」、そして世界の黒沢の最高傑作「赤ひげ」ちょっと懐古趣味ですがヒューマニズムあふれる作品ばかりです。