朝日新聞

有史以来・・・新聞料金が値下げされます。
このブログは一話完結をモットーとしていますので、基本的に・・・以前の話題はなるべく蒸し返さないようにしていますが、このテーマはそうはいかないので、2月22日付け・・新聞の衰退に思う・・・とダブらせます。
新聞衰退の原因は二つある。一つは日本人のライフスタイル、とりわけ家庭生活に新聞の居場所が無くなったことに、新聞人達が気付いていない。いや、真剣に考えていない。こと・
もう一つ・・・これが言いたいのですが・・・
IT社会は、情報革命を引き起こしている・・・その最たるものがPCであり、モバイルですが・・・しかし国民の情報収集にかけるコストには限りがある。社会に乗り遅れないようにするには・・・従来の情報ツールを捨てねばならない。
何を捨てるのか?新聞と言う事になる。
それに。。抗うには・・新聞購読料を値下げをしてでも対抗措置を講じないと・・はじき出される。・・・ビジネスのイロハのイの筈ですが・・・逆に値上げしようとしてきた。そんなピントが外れた感覚で経営をするのでは、衰退は致し方ない。・・・と、書きまた。
さてさて・・・びっくりしたのですが・・・朝日新聞社が3月1日付けで次のような社告を打ちました。通常税込月・・3925円の朝日新聞(朝夕刊セット版)を月2500円に値下げすると。条件・・・一年以上の契約。大学・専門学校・予備校などに通う一人暮らし。5月末までのキャンペーン中に限る・・・付きだそうです・・・・
果たして如何ほどの部数が増えるのか?興味のあるところですが。
遂に・・・・有史以来・・・新聞社が始めて購読料金の値下げに踏み切ったのです。学生諸君が新聞を読む切っ掛けになってくれればと願うのですが・・・いよいよ・・・理屈や条件を付けてはいますが、値下げしてでも読者を確保してでも・・・衰退に歯止めを掛けようと・・本気になったと思いたいのですが。
危機感からではなく・・・思い付きの場当たりだとすると、再販制の問題が浮上したり、既読者との摩擦が生じなければ良いがと心配です。
かねてより私が主張する新たな新聞のビジネスモデルしか・・・衰退を止める道はない。
そんな・・思いを強くする・・・朝日新聞の社告でした。     Goto
P1040989.jpg

コメント

  1. Goto より:

    新聞命の私としては、新聞を購読する人。勿論、読む人の減少を防ぐための新たなビジセスモデルが必要だと考えています。朝日新聞の実質値下げは、無策の策の象徴ではないかと危惧しているわけです。  Goto

  2. レモンハート より:

    昨日のレモンハートのカウンター越しの会話(戯言)からのコメントです。新聞も新聞アジェンダを作る。推奨評論家は桜井よしこ、宮崎なんて面白いんじゃない。そのほうが読者もわかりやすい。左巻き、右巻き、親中、親米、防衛費拡大、縮小、経済最優先、福祉重点、人目でわかる。後は読者の判断で購読するか否かを決める。酒がはいった会話で申し訳ありませんがある意味真実だと思いますが・・・・・。