HAPPY NEWS

「コクリコ坂から」と「泥の河」・・・を観て・・・
そんなに、忙しい訳でもないのですが・・・。この所・・・映画とご無沙汰でした。
癖のモノで、観ないと、観ないで・・・なんともないのですが・・・。何となく観たくなりまして・・・
宮崎駿作品のアニメ映画・・・・話題の作品が多いのですが、おっさんが漫画もあるまいに。と、一度も観たことがなかったのですが・・・・尊敬する友人のブログに、団塊世代には、良く分かる作品・・とありましたので・・・・「コクリコ坂から」を。
感想・・・・絵が綺麗ですねぇ。丁寧に、ていねいに、描かれています。びっくりしました。それと、音楽。私は音痴なんで、音楽とは縁遠いのですが、たおやかな曲に酔いしれました。
青春の一コマが蘇ったのは・・・コロッケを仲良く食べる主人公と彼。そんなことも、あったっけ。それと、ガリ版切り・・・・私は得意なんです。学生時代も、社会党の岐阜県本部書記当時も、毎日、アジびらを切っていました。
ドラマの骨は・・・体制に反旗を翻し・・・古き良きモノを守ろうとする・・・青春の心意気。見えはしないのですが・・・美しい画面の背景に潜む・・・戦争の傷跡。「安保粉砕」「闘争勝利」なん叫びながら・・反戦の旗を振りながら・・デモ行進した日が・・・・走馬灯のように。
戦争の傷跡・・といえば、宮本輝さんの処女作品を映画化した「泥の河」(小栗康平監督)のDVDを、「観ませんか」と、貸して頂きました。昭和30年代前半の大阪。少年、少女たちのひと夏の出逢いと別れを軸に・・・戦争の後遺症を背負いながらも、たくましくもせつなく生きる姿が丁寧に、ていねいに描かれています。(モノクロですが)
映画って・・いいですね。
「コクリコ坂から」と「泥の河」。たまさか観た二本の映画に、心がうずくのは・・・・宮崎駿さんや宮本輝さんと・・同じ時代の同じ空気を吸って生きて来たからでしょうか・・・。忘れてはならないモノ・・戦争の悲劇。失ってはいけないモノ・・・・上を向くこと・・・。Goto
追伸
日本新聞協会が・・・3月1日以降の新聞を読んで、毎日の暮らしの中で、最もHAPPYな気持ちにした記事と、その理由を書いて応募して欲しいと・・・・HAPPY NEWS 2011の募集を始めました。素晴らしいことですが・・・・・少なくとも、政治面には、HAPPYにさせてくれるような記事はないと、断言します。
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9/6読売新聞

コメント

  1. レモンハート より:

    こんばんは。
    コクリコ坂は観てませんが
    この2つに共通するもの…。
    それは、他に、やさしさのような気がします。
    もし、イデオロギーの中にやさしさがあったら、
    世界の歴史が変わったかもしれませんね。
    それと、この物語が美しいと感じるのは、
    遠い理想ばかりを追い求めて
    生活の中にある現実の一歩を
    見ない今の若者たちにくらべ、
    戦後の人々のたくましさ、
    昨日より今日と
    一歩一歩、休まず汗を流し働くことの
    尊さが美しく感じさせますね。