インチ1000円以下?

地デジ化って、一体何だったんでしょうか?
さてさて、これが、経産省が目論んだ地デジ化の結末なんでしょうか?
後、何年で、後、何ヶ月で、後何日で、アナログ放送、中止。テレビはデジタル化されます。
早くテレビを買い替えなさい。でなければ、テレビを見ることはできませんよと。補助金まで付け、地デジ化に向け、経産省は、煽りに煽りました。そうです。その結果、我が家も、昨年の5月に20万円近く払って、40数インチの薄型テレビを、買うハメになりました。
まーぁ。それなりに、画面は綺麗だし、ブルーレイも利用できますし。天気や地域情報も、買い物もできますので、便利は便利なのですが。かと、いってアナログで不便が生じたわけでもありません。
個人消費の拡大は経済活性の原則。それはそれで、理解できるのですが。その薄型テレビ。半年も立たない内に、インチ1000円を切り、我が家と同じ42インチが、3万円台が出たそうです。5分の1じゃないですか。これって、一体どうなっているんでしょうか?
家電メーカーは駆け込み需要で、ずいぶん稼いだんじゃないですか?経産省がお先棒を担いで国民にテレビを高額で買わせる。買うだけ買わせたら、テレビが、いくらで売られようが、後は、知らない。即ち、家電業界のために、監督官庁が護送船団方式で、利権を漁ったに過ぎないのではないかと、勘ぐりたくもなります。
政府の方針で産業が活性化するのは間違いではありません。しかし、現実は、地デジ化でメーカーがぼろ儲けした筈なのに、どこもかしこも今季の決算、軒並みに大赤字。これって、一体どうなっているんでしょうかねぇ。
日本経済の牽引役を自認する経産省が、取り込み詐欺の片棒を担いだだけって、ことじゃないでしょうか。高額商品を押し付けられたと僻むわけではないが。ちょっぴり品のないブログ気にもするのですが。日本の基幹産業である家電メーカーの甘えの構造が露呈したのではと思えてならない。Goto

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