新聞人の知恵は凄いなぁ。
新聞の顔は一面。日経新聞の紙面が、ガラリと変わりました。(写真参照)
なぜ、5月の中旬に「生まれ変わるほどの改革」がなされたのか。定かではありませんが。
少なくとも、14日付一般各紙のトップは広島・福山市で発生したホテル火災の死傷者を報じていますが。日経はキャノンがデジカメ生産を世界初の無人化工場で15年度をメドにスタートさせるとの記事がトップ。経済紙ならでは。たまたまかも知れませんが。一般紙との差別化に編集局の覚悟が感じられます。
一面の題字横。本来ならば、トップ見出しの位置ですが。そこに、インデックス。その日の話題を案内してます。面白い紙面が掲載されてるから、読みなさいよと、誘ってます。忙しい読者にとっては、そこだけでも漏らさず読めるので、親切な構成になった気がします。
それと、月曜の特集らしですが。大学生向けの特集「就職や採用に役立つ」大学面のスタートには、日経読者の傾向として、学生が多い。あるいは学生読者を増やしたい、そんな、意図を感じます。
また、私の好きな「春秋」。昨日までは横一段組だったのが、二段組に。読みやすくなりました。ご存知だと思いますが。新聞の編集サイクルって、一週間で組み立てられています。ですから。一週間の紙面内容を見てから、もう一度。私なりの感想を述べたいと思います。
最終面。連載小説。浅田次郎さんの「国書院の六兵衛」が始まりました。桂三枝さんの私の履歴書と合わせて、楽しませてもらいたいと思います。
新聞命の私としては、創意工夫を凝らす新聞人の知恵に敬意を表しながら。新聞ってやっぱりすごいなぁ。と、感嘆し、紙面が一新された日経新聞を何度も捲っています。Goto
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コメント
ペーパーレス時代といわれ、久しいですが。
印刷技術が、進化を停止したとすればペーパーレス風評に慄き、イノベーションを怠る印刷機器メーカーの責任ですね。
G紙が折角、パノラマ印刷が可能な輪転機を導入したのに。年間に数回しか活用しないのはもったいない。
私なら、新聞革命を起こすほど、アイデアだし、活用するんですが。Goto
ちょっと恥ずかしいが、前言撤回します。
今朝改めて見てました。
日経の表紙はブルー系に間違いないが、単色ブルーではありませんでした。
(専門的に云えば、M+Cの掛け合わせ)
他のスポーツ紙などでは、単色ブルーのものがありましたが…。
印刷技術についての面は、変わりませんが…。
成程、私もブルーに関して同様に感じていました。
でも、私の解釈は少し違っています。
最近は紙面がカラー化され、表紙(裏の最終面含)4色刷りは当然としても、表紙だからきれいに見せたい。
何色にしようと構わないが、白抜き文字や細い罫線が入っていて、網点を伴う色は見辛くなるから避けたい。
ひょっとして、見当ずれで見苦しく見えるのもマズイから、できたら単色で済ましたい。
かといって黒は喪色で変だし、紅は派手すぎだし、見にくいから黄色は論外。
だからやむを得ず、単色ブルーしかないか…。
餅屋に餅の説明をするようで恐縮ですが、たとえ最新の新聞カラー輪転機といえども、印刷は進んでいるようで進んでいない。
残念ながら、止まってしまったようです。
正確に云えば、進めることのできない致命的な欠点が、印刷技術を使う限りあります。
以上は穿った見方かも知れませんが、それでも過去の大切なアイデンティティを捨てて前に進む勇気には、敬意を表したいと思います。
気が付きませんでしたが。
そういえば、産経に。いや、毎日も題字は青です。似てますね。ブルー以外のカラーでは、スポーツ新聞と見間違うから何ですかねぇ。火曜日の紙面ではもう、慣れちゃいました。Goto
昨日、栄では新誌面の朝刊を配布していました。
爽やかな誌面になったような気がしますが、「産経新聞」と類似したカラー(スカイブルー系)だと思いませんか?
昨日手にしたとき、産経新聞か?と思ったのですが、そんなわけないよな!としっかり見たら日経でした。誌面を変えたことも書いてあったので納得。でも何故5月の途中から??と不思議でもありました。