痩せすぎモデル、若過ぎモデルは、起用しません。
我が社の発行する「地域みちゃく生活情報誌」(30誌・181万部発行・全戸配布)には、厳格に守りたいポリシーが二つあります。
一つは、限定エリアの完全配布。例えば、岐阜県郡上市で発行する「GUJO+(プラス)」は発行部数が20,000部。八幡町・白鳥町・高鷲町・美並町・和良町・大和町そして、明宝地区(一部を除く)に全戸配布配布してます。
つまり郡上市は岐阜県の山間地区です。途轍もない山の中です。それでも郡上市に全戸配布すると決めたら。如何にコストが掛かろうとも、必ず、そのエリアにはお届けします。それがポリシーです。(発行部数と配布エリアに齟齬はありません)
もう一つは、家庭に配布する分けですから。老若男女が手することを前提としています。ですから。独自の掲載基準を設けています。かなり厳格な基準で、読者が不快な思い。あるいは、偏った行動に陥らないよう、最善の注意払っています。そのために、スポンサーから、お叱りを受けることもしばしばです。しかし、それが、我が社の「地域みちゃく生活情報誌」だと信念を持っています。
先ごろ、世界19カ国で発行されているファッション誌の最大手「ウォーグ」が、「読者の女性達が、偏った体型基準を元に過度なダイエットに陥るなどの障害を防ぐため」痩せすぎで摂食障害のように見えるモデルや、16歳未満のモデルは紙面に起用しないと発表しました。
更に、発行元のコンデナンスト・パブリケーションズ社は各国版の編集長19人の共同声明として「女性の美しいボディーの理想イメージを、より健康的なものにする」としてモデル業界やデザイナーにも呼びかけるそうです。
健康とは何か。そんな議論も巻き起こるかも知れませんが。出版社が、その出版物の社会的影響を鑑みて、独自のポリシーを貫くことは、とても意義あることだと思います。
我が社の生活情報誌の社会的影響が奈辺にあるのか。「ウォーグ」と比べるのもおこがましいし、推し量ることもできません。ジャンルも全く違いますが。少なくとも30誌、181万部の配布エリアの人口を合計しますと、約600万人に達します。
である以上は、ポリシーを持って「地域みちゃく生活情報誌」を発行することが、情報を提供する側の矜恃だと信じています。Goto
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