東京五輪

放送と通信の融合の加速が進むか?
五輪を国威発揚と捉えるか。税金の無駄遣いと切り捨てるかは、個人の自由だが。
開幕まで一ヶ月を切ったロンドン五輪。英国民の盛り上がり(マスメディアは盛り上がりの現場を取材するのだからそうなんだろうが)を見ていると、東京五輪を期待してしまう。
ましてや。大震災の後遺症。円高、株安に象徴される日本経済の存在感の喪失。赤字に転落の貿易収支。新興国に追い上げられブランド力まで低下する基幹の電気産業。それに、押し寄せる高齢化の波をもろに被る国家財政と増税。方途の見えぬ閉塞感にある日本。
その打開の道はあるのか。老若男女が心を一つに元気を出して、活力溢れる国になる策はあるのか。情報社会。民主主義。個人の身勝手が尊重される社会。活路はなかなか難しいのですが。あります。あると思います。ハイ。それはスポーツ・・・・
オリンピックです。日の丸を背負い、力の限り闘う日本代表選手の活躍が、国民を元気にしてくれます。勿論、世の中にはスポーツなんか大嫌いと斜に構える人もいますが。ロンドン五輪がそれを証明してくれます。(日本列島熱い夏になります)
オリンピックといえば、テレビ観戦と相場は決まっていますが。ロンドン五輪は全302種目、延3500時間に渡り開催されます。日本選手の活躍だけではなく、世界の一流アスリートの勇姿も見たいと思うのですが。テレビでは限界があり、全ての種目を見ることはできません。
しかし、時代は変わりました。米国のテレビネットワークNBCがほぼすべての競技をリアルタイムで放送するそうです。勿論。テレビではなく、ネット放送ですが。英国でもBBC(公営英国放送協会)が2500時間。無料でネット中継すると発表。IOCも放映権を持たないアジア・アフリカの64カ国にはユーチューブで生放送すると。
日本でも、NHKや民放5局がテレビで生中継しない種目に限り(そんなことができるか疑問ですが)ネット放送されるそうです。そうなりますと、見たい競技を通信で自由に見れることのなります。嫌が上でも、オリンピックは盛り上がります。
ネット放送での収益モデルは確立されてはいませんが。オリンピックがメディアのあり様を変えてきた歴史があります。ロンドン五輪を起爆剤に放送と通信の融合が世界的に進みます。日本の放送業界も、融合に腰を引いたままではいられないと思います。
話は逸れましたが。8年後の2020年。東京が五輪開催を希望。第一関門突破。開催が決まれば国威発揚になること間違いなし。開催が決まるかどうかの条件は「国民の期待感」だそうです。
であるとするなら。日本選手の活躍が鍵。是が非でも、テレビとネットを使い分け日本選手を応援しなくちゃ。そして、東京五輪誘致に声をあげたいと思います。ところで、日本とロンドン時差はどれだけでしたかね?毎年のことですが、ゴルフの全英オープン、眠たくって、テレビ観戦できないんですがねぇ。Goto

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