呼吸法

臍下丹田に力を入れれば、人生変えれるかも知れない。
「臍下丹田に力を入れて」って言いますが。できますか?
丹田はヘソの下二寸五分(約7,5cm)に位置してます。そこに力を入れると、気が充満して、精神が落ち着きます。仕事を始めとして人生の重要な局面では意外と役に立ちます。
丹田に力を入れると言っても。どうすれば良いのか?分からないかも知れませんが。
正しい呼吸法を身に付けることから、訓練すれば、力が入るようになります。と、偉そうに申す私も、最近、訓練をしてなんとなく力が入る感じが分かってきたのですが。
呼吸の、呼は吐くことです。ですから、正しい呼吸、まず吐くことです。その際。お腹を凹ませるのです。思いっきりお腹を凹まして、吐ききるのです。そうです。丹田に溜まってる空気を全部吐き出すのです。
そうすれば、自然に吸えます。今度は、お腹を目一杯膨らまして、吸うのです。それを出来るだけ、ゆっくり、1分間10回ぐらいの目安で、訓練するのです。それを意識して繰り返すうちに、丹田に力が入るようになります。
そうなんです。それが腹式呼吸です。この訓練をする前までは、まったく意識していなかったのですが。私の呼吸法は全く逆で、吐く時にお腹を膨らまし。胸や肩でハアハア息していました。
もっとも効率の悪い逆腹式呼吸。それに、気忙しくて、落ち着きのない胸式呼吸でした。
腹式呼吸で呼吸を整えますと、全身の血流が25%もアップするそうです。脳に酸素を運ぶのは血液ですから頭に血が回り冴えるってことになります。科学的には呼吸が整えばセロトニンなどの神経伝達物質の分泌が高まるそうです。
呼吸が浅くて、乱れますと、気持ちも浮つき、地に足がつかない感じになりますが、深い呼吸ができるようになりますと、気持ちが落ち着き、どっしりと大地に足がついたような安定感が得られると、禅僧は語りますが。私はまだ、その域には達していません。
かつて、山中で修行していた仙人は厳寒時期の洞窟で暖をとる方法は、深い呼吸によって体を温めるのだとか。腹式呼吸で臍下丹田に力を入れるコツを覚えれば、女性の冷え性もなくなるかもしれません。
呼吸法なんて、意識しなくても人は生きていけるのですが。ほんのちょっとした、呼吸法の訓練で、人生の重要な局面で成功を導いてくれるかもしれません。となると、呼吸一つも無駄にできないですね。Goto

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