反対の為の反対の議論は止めて欲しいものです。
日本ほど民主主義が発達した国はないと、つくづく思うのですが。あなたも議論の輪に入りますか?政府は国民ひとり一人に番号を割り振る共通番号制度関連法案(マイナンバー法案)をこの国会に提出、議論が始まっています。
この法案は、そもそもが民自公の3党合意上で昨年の2月に民主党政権が提出、11月の衆院解散で廃案となりましたが内容は民主党案とほぼ同じ。であれば、さっさと成立させれば良いと思うのですが。それが、それ、民主主義とは手間暇掛かるもの・・・・
導入には「共通番号は国家が国民を管理するためのものだ」とか「個人情報が漏洩した場合の責任は誰がとるのか」だとかお決まりの「エセ人権主義」の反対論が、本来憲法で保障されている権利を守り、公平、公正で利便性の高い社会を構築するために役立つ制度にも拘らず・・・行く手を妨げています。
共通番号推進協議会の北川正恭会長は「今の行政は本人から申請がないと動かない申請主義。サービスを受けることを知らないと放置されたままになります。番号制度で対象者には通知が行くようになり、受け身の行政から積極行政に体質改善を可能にします」と行政の改革にも言及しています。
私的には、今国会で道州制への法案が提出される予定ですが、共通番号制度は、基礎自治体の住民管理面からもグットタイミングだと思います。残念なのは、反対論を牽制する意味で(この態度が、民主主義的なんですが)・利用範囲が社会保障と税の行政手続きに限定されていることです。
高齢社会です。医療分野での活用。年金の一元管理。それに、税負担の平等性。社会保障の給付の削減、移民対策など、その活用の拡大に期待したい。民主国家としての成熟度が増します。議論に議論を重ねるのも良いのですが。3党合意なのです。
反対の為の反対にエネルギーを費やす愚は止めてもらい、もう少し、建設的で、前向きな議論で法案成立のスピードをアップして欲しいものです。Goto
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