疑うわけではないのだが・・・でも・・・やっぱり首を傾げます。
始めての試みなんでしょうか?日経が中国・インド・タイ・インドネシア・フィリピン・ベトナムの6ヶ国で各100人、合計600人を対象にインターネットを使って「買いたいブランド」調査を実施、その結果を9/6付・朝刊で報じている。
6ヶ国の人口を合計すると約30億人。そのブランド調査が600人。果たして信憑性があるのかどうか。それも属性(男女比半々というが年齢は?)がどうなっているのか?インターネットの普及率にも偏りがある。国民の総意が反映するのかどうか。統計学者に聞いて見たいのだが。
この調査で評価される企業担当者はたまったものではないだろう。
よくよく考えてみると。始めに結果ありきの調査ではないかと思えないでもない。
小売・流通で・・2位となったセブンイレブン。「購入時のサービスの良さ」が評価だとする結果などは従業員教育が徹底してることや。ユニクロも従業員教育と品質管理には定評がある。それに中国で220店舗を展開「アパレルで買いたいブランド」1位は・・・調査しなくてもわかる話。
自動車ではインド・中国・インドネシアで出遅れたトヨタよりも・・・先行していたドイツ車のブランドイメージが高いのは当然といえば当然の話。何もことさら、調査結果でもあるまい。それにデジタルカメラの部門ではキャノンがダントツだが、そもそも、この分野でアジアに積極的に進出しているのは他にはニコンぐらいしかないのでは・・・・
それと、各国買いたい・利用したいのテレビ部門で、インド・インドネシア・フィリピン・ベトナムの4ヶ国でソニーがNo,1だったのは驚いた。私ごとだが我が家のテレビ、ソニー製だが、先月突然壊れた。北京オリンピックの際、私の部屋にと買い求めたデジタルの40インチ。一インチ1万円が、安くなったとかで30万円ほどだったと記憶する。
私は基本的にニュース意外はテレビを見ない。(半沢直樹とじぇ、じぇ、じぇはビデオで見てますが)。ですから。そのテレビは寝る前に数十分見る程度。それが突然・・画面が映らなくなってしまった(音は聞こえるのだが)。家人が保証書を引っ張り出して量販店に連絡。「残念です。保証期間は5年間。7月末で切れました」とにべもない。
私の記憶では、それ以前のテレビ(デジタルではない)は壊れたのではなく。アナログ放送が中止になるからと買い替えただけで、15年以上経っていたが、なんの支障もなかった。それが僅か5年と一ヶ月で・・・。そのソニーのテレビが「アジアで最も買いたい・利用したいブランド」首位だっていうんだから?
ソニーブランドってたいしたものだなぁ、デジタルテレビの寿命ってそんなに短いのかなぁなどとブツブツ言いながら。日経のアジアブランド調査って本当かなぁ・・と首を傾げている。Goto
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