プレミアム・ビール

酒税の徴収は厳しいですねぇ。
梅雨期も終りに近づきますと、さすがに不快指数が高いですねぇ。ジッとしているだけで汗ばみます。こんな季節はなんと言っても、ビールではないでしょうか。アルコールを口にしない人には理解不能でしょうが。汗だくで帰宅し、ひと風呂浴びてのビールは堪えられないモノです。
誰が、こんな喉元がスッキリする飲み物を発明したのか。起源を辿って見たいモノです。本場のドイツを始めるヨーロッパでも、アジアでも様々な国で、ビールを楽しみましたが、ビールの味は誰がなんと言おうが、そりゃ、日本のビール各社の研究熱心さには敵わないのでは・・・・
第二のビールと言われる発泡酒、第三のビールと言われるサッポロビールの「極ZERO」などはなんとなく「ライト」な感じで、私の好みではありませんので、あまり飲みませんが。昨今のプレミアムブームに乗って登場したアサヒの「ドライプレミアム」もキリンの「一番搾りプレミアム」(新発売)も・・・
旧来からあるサッポロの「エビス」もサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」もそれぞれが特徴ある香りとコクで、ビールもここまでくれば、「取り敢えず」のアルコールではなく、「ザ・ビール」って感じで、日本が世界を凌駕しているのではないでしょうか。
その「プレミアム・ビール」、各社ともここに来て売行き好調で、生産体制を上方修正しているそうです。(6/12付・日経)、アルコール嫌い人でも、ビールは苦いと飲まない人でも、一献の価値があると思います。グビグビとかゴクゴクではなく、ひと口づつ味わって頂くとなかなかです。ぜひ、お試しあれ。
第三のビールと銘打って昨年発売。好調に出荷量が増えていたサッポロの「極ZERO」・・国税当局から酒税の適用区分の確認を求められ、350ml・・28円の分類ではなく、プレミアム・ビール並の77円であるとの指摘を受け116億円の超過金を徴収されるとのこと。
酒税の分類区分は、曖昧なところがあるようで、企業努力でイノベーションに励むメーカーとすればギリギリの知恵を出しているのでしょうが、一円でも多く徴収したい当局と、小競り合いがつづくのも分かりますが。116億円とは・・見解の違いとは申せ膨大な額。この特損でサッポロは赤字になるらしい。
第三のビールの好調な原因に酒税が低いので、安いのも大きな要因だった。だとすると、消費者に払って欲しいと言いたいところだが。それも、そうは行かない。サッポロのイノベーションが仇になるとは、やはりビールの味は「ほろ苦い」。
梅雨の合間・・・汗が流れます。今夜はサッポロのプレミアム「エビス」にしようかな。Goto

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