新聞社が頑張らねば・・・・
全国の自治体で、本屋が一軒もない・・・書店空白市町村が332あり、全体の5分の一、東京への一極集中や人口減が原因ではないか、地方創生会議が発表した「消滅可能性都市」とも符合する・・地方から知的(活字)文化がなくなると・・センセーショナルに毎日新聞が 報じました。
00年2万1654店が14年で1万3736店。14年間で37%減少。最近では年約300店舗が減少。1日1店舗の割で消えているというが。如何にも毎日的な報道。この現象って、地方に起こっていることでもなさそうで、都市部の書店廃業が圧倒的に多い。
しかし、アマゾンを始めとする書籍のネット販売は好調と聞く。全国に張り巡らされたコンビニ網では、雑誌も置かれ、順調に売れているとも。・・如何なることも全てを、人口減とか一極集中で片付けるのは如何にも安直な発想です。
問題は「町の本屋が減れば子供たちが紙の書物に触れる機会が減り、今後さらに活字離れに拍車がかかるだろう。本屋は地元に活字文化を支える存在であり、消滅は地方文化の衰退につながる」なんて仰しゃる懐古趣味の文字・活字文化推進機構の会長さんの談話など載せないで・・
本は何処ででも手に入ります。タブレットで読む時代です。都会であろうが地方であろうが特に若い人は。本屋が地方からなくなるのは歴史の必然です。もちろん、抗いたい思いはありますが。それを、地方文化の消滅などと大仰に報じる、記事の劣化ではないでしょうか。
私は思うのです。書店がなくなるのと、新聞の発行部数が減少するのとは同義ではないかと。新聞を読まない人が増えれば、新刊を知るすべがありません。新聞の書籍広告が効力を発揮しません。出版社が知恵を絞り、読者が読みたい本。読ませたい本を作ることは当然ですが・・・・
新聞社が頑張って、新聞の価値を訴え購読者を増やさない限り、地方に限らず、全国の書店の衰退は免れないと思うのですが・・・・・Goto
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