大阪都構想住民投票

大阪維新の会が府市議選で敗北すれば、地方創生は絵に描いた餅となるだろう・・・
年が改まり・・・政治の焦点は4月に実施される統一地方選挙に移っているようです。1強の安倍政権は昨年、琵環境問題、取分け反原発を掲げる候補に滋賀知事選で敗れ。普天間の辺野古移転反対を訴える沖縄知事選でも敗北し、佐賀の知事選ではTPP反対を掲げ農協をバックに戦った候補者に敗れ・・・・知事選三連敗です。
中央政権の方針と地方の事情は違うと政権中枢は平静を装っていますが。私にはアベノミクスの放つ矢で株高、円安の恩恵を受けている層と全く受けていない層との格差拡大と、中央一極集中でますます富む中央と少子高齢化に喘ぎ、道筋の見えぬまま反乱を起こす地方とダブります。
疲弊し衰退する地方。中央との格差はますます拡大する現状で、地方が元気になるにはどうすれば良いのか。安倍政権は第三の矢として成長戦略、その中核に地方創生を据えていますが、その中身が全く見えて来ません。
海外から観光客を誘致し、地方で受け入れることがその象徴だとするならば、それはあまりにも一面的ではないでしょうか。真の地方創生とは、明治維新以降150年近くこの国を支配している官僚支配の律令制度を壊すことではないでしょうか。
私は、地域政党・大阪維新の会が掲げる大阪都構想が実現するかどうか。それが地域創生の鍵を握っていると思います。昨年、橋下市長と公明党府本部との協議で、5/17日、都構想の是非を問う住民投票の実施も決定しました。
都構想の最大の抵抗勢力は住民でも、政党でもなくマスメデイアです。朝日新聞は「住民投票にはまだ早い」と題した社説を打ち、住民投票の前に協定書の問題点を是正せよとか、大阪市を解体するのが最良の薬かなどと批判のための批判、反対のための反対を繰り返しています。
まるで、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの類で、橋下市長に対するいじめ以外のなにものでもありません。これが先日朝日が発表した「公正な姿勢で事実と向き合います」という理念なのかと疑います。橋下市長は年頭記者会見で、「住民からノーを突きつけられたら僕自身の感覚が狂っていたということ」
「4・5年もエネルギーを割いて大量のお金も費やした中で、民意に反していたということであれば政治家として能力がなかったということだ」と「否決なら引退」を示唆した。4月の大阪府市議選挙で維新が敗北すれば、住民投票もおぼつかなくなでしょう。そうなれば地方から日本を変えることも、地方創生も絵に描いた餅で終わると私は思っています。Goto

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