先生が疲れてる・・・・

文科省の目論見が伺える・・・教員業務調査・・・・
中学校の門前に住んでいます。私がウォーキングに出かける時間(早朝の6時前ですが)、もう既に若い先生が出勤、今の季節(夏休み前)ですと、運動場の隅に設けられた花壇の手入れなどにせいを出しています。私が帰宅するころ(21時前後)も職員室には電気が灯っています。
また、年度末なりますと、受験指導だとかの準備なんでしょう。何日も夜通し電気が灯っています。先生の労働時間ってどうなっているのだろうか。個人差があるのだろうか。夏休みを始め、春と冬にも休みがある、それで帳尻を合わせているのかなどと、頑張る先生にエールを送りながら眺めています。
文科省が公表した教職員の実態調査では、教師の最も負担が重い仕事は教材研究や補習授業といった子供に教えるための準備ではなく、授業以外の業務「国や教育委員会からの調査への回答」などや「保護者・地域からの要望・苦情への対応」だそうです。
えっ・・・そうなんだ。先生は子供を教えるのが仕事かと思いきや。しょうもない報告書や雑務とモンスターペアレンツの相手に忙殺されているのだと知り、これでは学校が学校として機能しないのも当然ではと思います。
文科省はその対策に「1人で負担を抱えないように複数で対応するなど工夫して欲しい」業務改善のためのガイドラインを作成するのでと、何ともピントがボケたことを言っています。ガイドラインなど幾つ作っても何の解決になりません。
文科省や教育委員会が仕事を増やしているのが負担といっているのですから、まずはそこを整理すれば良いのではないでしょうか。どこかの市長が「クソ教育委員会」と怒鳴ったのを思い出します。気位ばかり高くて、競技場一つ作れない文科省では、さもありなんと思います。
教職員の過剰負担を解消するには二つの方法でしょう。重複調査を避けるとか。まずは教育行政の合理化でしょう。それと学校内の雑務は昔のように用務員を置いたらどうでしょうか。まだ働けるのに、働いていない地域の高齢者にボランティアとして雑務に当たってもらう。
人材は豊富です。モンスターペアレンツへの対応なんて打って付けではないでしょうか。文科省が調査発表した目的には教職員の数が必要、そのための予算を増やせとの目論見が見え隠れしますが。若い教師は本当に真面目です。一生懸命です。頑張る教師の負担を軽くすることは国益に繋がると思います。Goto

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