指導者

シンクロのヘッドコーチを何人も潰した連盟の責任を問う・・・
どうすればあの厳しさ、凛とした指導者になれるのでしょうか。新聞記事を読むにも背筋を伸ばさなければなりません。そうです。水泳世界選手権・シンクロの華・・テクニカルルーティンで日本チームを銅メダルに導いた井村雅代ヘッドコーチのことです。
中国の要請に応え2010年に代表ヘッドコーチとして赴任する直前、名証主催の講演会で井村さんの話を聞きました。最近歳を取ったのか、講演会で講師の話を聞いてもなかなか感動に胸が震えるなんてことはありませんが、井村さんの話に己の未熟さを知らされました。
誰がシンクロの全日本ヘッドコーチを決めるのか知りませんが・・・なぜ、こんな凛とした指導者を他国に追いやってしまうのだろうか?と疑問に思ったものです。多分、日本水泳連盟なんでしょうねぇ。
余談ですが、日本サッカー連盟もそうです。男子日本代表の監督、岡田さんにすべきだと国民の大半が思っているのにそうなりません。彼を嫌う関係者がいるんでしょうねぇ。それで外人監督を連れてきて、失敗続き、W杯どころか、アジアカップも危ない状況ですものねぇ。
10年ぶりに日本代表に復帰。肉体改造から着手。「あの身体では勝てない。脂肪とか浮力とか言っている場合じゃない」不在の10年間に選手の気質まで変わり、甘さが目に付く。復帰直後、日本選手権での本番直前、笑顔で話す姿に、演技後「日本シンクロの日の丸を背負え」と怒鳴り、
勝負の厳しさを教えたと。井村さんの指導論は「できるまでやる」体力的に苦しくてもあえて、辛いメニューを課し猛練習する。そして強くなる。このスパルタ式の指導論に批判が集まり、ヘッドコーチの座を追われたのではと推測するのですが・・・・
空白の10年間の責任一体誰がとるんでしょうかねぇ。蛇足かもしれませんが。若い指導者を育てるから井村さん外すとした連盟。自信を失ったと逃げ出した若い指導者達。その結果、なんども指導者入れ替え潰してしまった連盟。その責任は、誰かが取るべきです。そうして、潰れた指導者も井村さんに預け指導してもらってはどうでしょうか。Goto

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