61回を重ねる毎日新聞社主催の全国読書感想文コンクールに敬意を表します。
文章書くのって、嫌ですよねぇ。
いくら職業とはいえ、小説家、コラムニスト、新聞記者・・・
物書きを生業とする人達には、いつも敬意を表しています。
なぜ、文章を書くことを厭わなくなったのか?子供の頃の教育かな?
作文の時間、感想文の宿題、なんとも嫌だった子供の頃を思い出しますと、
信じられない人達です。
学校教育で、どこかボタンが掛け違ったんでしょうね。
全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する
「第61回 青少年読書感想文全国コンクール」の発表がありました。
まずは、コンクールを主催する毎日新聞社に敬意を表します。
60年以上継続し、今回、全国2万6481校から、450万946編の応募があったこと。
少子化時代に過去最高の数になったのは先生方の努力の賜物でありますが・・
そして、全国の入賞・入選者511名の氏名を紹介したことは、毎日の心意気が伺われます。
60年前から続いているコンクールです。
私の学生時代にも応募の意志があれば、応募できたんでしょうね。
当時の先生たちが、コンクールに意欲を燃やし、応募を呼び掛ければ・・
私も本に親しみ、頑張って応募したかも知れません。
そうしたら、文章の書き方とか、コツを学び、
文章嫌いではなくなったかも。・・・もちろん、内容が問題ですが。
残念ながらそんな話はとんと、聞きませんでした。
多分に、主催者が毎日新聞社で、毎日新聞の影響力が及ばない地域では、
関心が薄かったのではないかと思われます。その意味では、新聞社の先駆性が
コンクールを育てたのですが、全国的には偏向があったのではと思います。
とは申せ。今では本に親しむことの重要性を理解する教師や関係者が
全国一斉の「朝の読書」活動を推進、小学校では96,8%、中学では88,5%、高校42,9%
で実施されています。素晴らしいことですね。
また、地域ボランティアによる「読み聞かせ」「ブックトーク」も活発に行われ、
地域をあげて、読書環境を整備しています。そんな結果も応募数に繋がっているんでしょう。
本を読むこと、文章を書くこと。その習慣は子供の頃に付けねば、大人になって苦労します。
素晴らしい入賞作品を読ませてもらいながら、
大人であろうが、子供であろうが、本を読んで、感想文を書いてみれば、
文章を恐れず、嫌がらず書けるようになるのではと思います。
60の手習い。文章書くのを嫌いだなんていってないで、私も努力してみます。Goto
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