文化庁京都移転

政治は東京、経済は大阪、教育は仙台、労働は名古屋・・・・
「地方創生」の目玉政策・・・政府機関の地方移転。
「京都ならば、文化庁と親和性がある」とのイメージ先行で、
文化庁の京都移転が確実視されている。
政策の看板倒れを避けるには官僚の抵抗が弱い文化庁がとなっているようだ。
毎日新聞オピニオンのページ。記者の目コーナーで、
京都支局の記者が、この文化庁京都移転を取り上げている。
政府機関の地方移転は、人口減少の歯止めと東京一極集中是正が狙い・・
政府は3月末にも地方移転についての基本方針を決定する。
文化庁以外にも移転先が明記されるかどうか、注目されるところである。
記事は「京都は内向き、閉鎖的すぎ、京都以外の文化を認めない土地柄、
文化行政を京都で司るのは?」とか「京都人であっても京都の文化芸術を
心底語れるない。大局観で京都こそ文化庁の哲学まとめて決めて」そんな反対の声も
聞かれると報じる。
文化庁の仕事は大半が「補助金行政」・・「補助金によって産地は存続しても
人材は育たない。補助金は伝統技術や伝統産業を元気にする妙薬にはならない」と、
文化庁の役割そのものを見直す議論も湧き上がる。
私は文化庁京都移転に賛成である。
理由は京都の頑固さ、頑なさ、守るべきは守り、革新すべきは革新的な
京都1200年で培われた京都人の生き様にこそ、文化を育む潜在的な力がある。
だから、文化庁が京都にあってしかるべき考える。
畏れ多いのですが。いつの日にかは
天皇陛下には御所にお戻りになって頂きたいと思う。
その為にも、日本の文化行政を司る文化庁が京都にあるべきだと思う。
政治は東京。経済は大阪。教育は仙台。厚生労働は名古屋。そして文化は京都。
(その意味では、経済産業省は大阪移転です)
官僚の抵抗を恐れて、地方創生などできるわけがないじやないですか。
それが東京一極集中を排し、衰退する地方を復活させる
「地方創生」の根幹だと思うからである。Goto

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