30・10運動

何とも贅沢な国ではないでしょうか。
岐阜・東濃地方は栗の産地。菓子職人が腕によりを掛けて絞り上げる
「栗きんとん」が美味しいです。「栗粉餅」も最高です。
岐阜市北部、山県市は松茸の産地。今年も市が立ちました。
高価で手に入れるのは難しいですが。
土瓶蒸し、素焼き、フライに松茸ご飯・・匂いを嗅ぐだけでも、秋を感じますね。
長雨で、秋野菜が軒並みに高騰していますが、実りの秋、滋味を楽しみたいものです。
食品ロスの話です。
世界では食べるものが無く、飢餓に喘ぐ人が10億人に達すると言われるのに、
我が日本。農水省の調べでは「食品ロス」(食べられるのに捨る食品)が年約650万トン。
世界全体の食料支援の約2倍に達すると。(日経・9/23)
余りにも「もったいない」・・国は「食品ロス削減関係省庁連絡会議」を設置、
過剰在庫などの商習慣の見直しや、食べ残し削減、家庭での食品廃棄削減に
本格的に取組みを始めました。当然ですね。
家庭の食べ残しは約320万トン。折角・・母親が料理しても食べ残す子供の多いこと。
飲食店が約330万トン。宴席などの食べ残しが最も多いそうです。
横浜市は「冷蔵庫10・30運動」と称して10日と30日に冷蔵庫の中身をチェック、
無駄に捨てられる食品を減らす活動をスタート。
そう言えば、先般、ある宴席で、秋の味覚が満載の懐石が・・・
もちろん、松茸の土瓶蒸しも・・・さぁ、頂こうと思ったのですが・・
次から次と、挨拶が。お聴きしないと失礼にあたり・・
伺っていますと、それで時間切れ・・土瓶蒸しを横目に、
帰路に着きました。お品書きには、あと6品ほど季節の料理が残っていたのに。
食品ロスになったと思うと残念です。
全国各地の自治体では横浜と逆の食品ロス運動「30・10運動」を奨励、
宴席開始の30分と終了前の10分を「食べる時間」にして・・
「食品ロス」を防止する運動が活発化しているとか。
全部食べなさい。なんて大の大人に言う。何とも・贅沢な国ではないですか?Goto
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