秋の新聞週間に思う

新聞を読まないと社会に役立つ人間にはなれない。
「新聞命」(しんぶんいのち)の私です。
一種の中毒症状でしょうか。新聞のページを捲らない日は、どうも一日が落ち着かない。
各紙一面のコラムにを目を通し、オピニオン面や社説に頷いたり首を傾げたり・・
それで、気分が良い。
休刊の日は、夕刊が手元に届くまで、朝から機嫌が悪い。
新聞など手にしたことも、読んだこともないと、粋がっている人・・
最近、若い人に増えました。多分ですが、新聞を読まない人は、
社会を牽引する人にはなれない。
いや、社会に影響力を持つ人にはなれない・・と私は思っています。
勿論、新聞を読んでいるから、そうなれる訳ではありませんが。
今・・地球上で起こっている事件や問題に関心がないと、
社会を理解できませんので、社会が分かりません。
社会がわからない人が社会に役立つ人にはなれませんね。道理です。
若い人に、この社会で役立つ人間になろう。
それには新聞を読もうと・・声を大にしたい。
秋の新聞週間が始まりました。
日本新聞協会は、10月15日から1週間を「新聞週間」と定め
1948年に創設(私の生まれた年です)報道の使命と責任を自省・自戒する機会とするほか、
広く一般に報道の機能と役割を再認識してもらう新聞ウィークです。
期間中は「新聞大会」のほか、全国4地区で「記念の集い」が開かれ・・・
また、毎年10月20日を「新聞広告の日」、週間中の日曜日を・・
「新聞配達の日・新聞少年の日(なぜ、少年なのか?)」として記念行事も開催されます。
日本新聞協会は、全国の新聞104、通信4、放送22の130社で構成。
新聞倫理の向上と新聞教育の普及、会員共通の利益を目的としている一般社団法人です。
真実かどうか、定かでないので、下世話な話かもしれませんが・・・
朝日新聞の内部資料が表にでたと、報じられました。
昨年、誤報事件で謝罪、その影響で、営業利益が500億円のマイナスに・・・
今期は営利が赤字になるとも。
勿論、内部資料でしょう。危機感をあおって、コスト意識を持たせ。
収益増に貢献せよとの、幹部社員向けパフォーマンスだろうと思いますが。
天下の朝日が赤字経営とは。愕然とします。根本原因は、購読者の減少ですね。
新聞週間に入り、各紙は報道の重要性や役割を訴えたり(毎日)・・
新聞の未来について考えたり(朝日)・・様々な特集を組んでいますが・・・
どうも、ピンとこない。なぜか・・・昨年の新聞週間のテーマは・・
消費税増税に新聞だけは軽減税率を認めろとの訴えでした。
結果は消費増税がそのものが延期。徒労に終わりましたが・・・
その折・・・消費増税に真っ向反対した新聞は無かった。
新聞の向いてる方向に疑問を持ったものですが・・・
その検証も含めての新聞週間であって欲しい。
でなければ、新聞の役割と価値が見えなくなってしまいます。
新聞を読まないと社会に役立つ人間になれない。
新聞週間が訴えなければならないのは・・・そのことで、
消費税で新聞購読者数が減ることに焦るのは本末転倒ではと思うのですが。
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