売れない時代の売れてる雑誌

秋の夜長・・・手当たり次第の雑読も楽しい。
陽が落ちるのが早い。いつの間にか、5時半を過ぎると暗くなる。
秋の夕陽は釣瓶落としというが、考えてみれば、10月も下旬に入る。
秋深しである。季節は巡る。夜長をどう過ごすのか?
ひと昔前は、風情を楽しみながら一献傾け、友と語らっていたのだが。
酒は飽和状態まで飲んだ。もうここらで良かろうと、禁酒した。
でも、冠婚葬祭まで頑なに酒は嗜みませんので、なんて言うのも面倒。
乾杯や勧められると、口をつけている。が、不思議だ。
取り敢えずのビールも。大好きだった日本酒も旨いと思わなくなった。
老化で味覚が落ちたのだろうか?体質が変わったのか。
信じがたいのだが、それとも、元々酒が好きでなかったのか?
で、秋の夜長だが。酒を飲まないと、夕食は直ぐに終わる。
なんと毎夜グチグチ言いなが、長々と食事していたことか。
我ながら呆れる。で、食事が済むと、夜空を見上げることにしている。
月は出ているかと。うぅーん・・今夜は上弦月か。などと、言い。
小さな書斎に入る。掃除は年に一度と決めているので、
机上は書類や本で溢れ返っている。それが妙に落ち着く。
読み掛けの本を開く。読み掛けと言っても、同時に何冊も読んでいる。
ジャンルの違う本や雑誌までも読み散らかしている。
雑誌と言えば、宝島社の広告に思わず・・・膝を打った。
宝島社の雑誌、昨対で119%売れている。今時、雑誌は売れないと、読まぬは損だ。
雑誌が売れるか売れないかは、魅力があるかないかだ。コンテンツだと。
雑誌を買う読者は健全で旺盛な欲望がある。そんな読者に広告する価値は高い。
読者と企業をマッチングさせた紙面企画は大反響を呼んでいる。
宝島社の雑誌は広告媒体力と企画力で時代を新陳代謝させる。
アベノミクスよりもタカラノミクス・・・
「売れない時代の売れてる宝島社の雑誌」経済効果は凄い・・・
なんとも自信に溢れた傲慢な広告コピーではないか。
それも、目先に左右される企業の広告担当者に向けて・・・
こんなおもしろい広告に感化され、雑誌を捲るのも、秋の夜長の一考かも知れない。
手元にある・・・愛読雑誌・・・婦人画報に手が伸びる。
エッ・・・宝島社の雑誌じゃないって・・・Goto
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10/13日本経済新聞
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コメント

  1. Goto より:

    お酒の味がわかるとは、すごですねぇ。
    私なんぞ、禁酒のおかげで、
    宴席での乾杯時に口をつけるビールの苦さ・・・
    思わず顔しかめます。
    日本酒もそうですが・・・・大吟醸は旨いと、
    しこたま呑んでいたのですが、
    ひとくち含みますと、ピリピリ感触が・・・
    舌と喉を刺すようです。
    この年齢になって、変われることが良いのか、悪いのか?
    Goto

  2. リミスキー より:

    すみません。私、この歳(66歳)になってやっとお酒の味が分かってきたような気がします。
    味覚の発育不足なのか?美味しく感じなかったウイスキーも日本酒にも微妙な、繊細な味があることがここ数年なんとなく分かるような気がしてきました。
    ただ、酔いの廻りはきわめて速く、空腹ならビールふた口で赤くなり、缶ビール1本で喝舌が悪くなります。(笑)安いお酒です。
    最近は、缶ビール1本に、ハイボール2杯が定番。それでも古女房には嫌われています。すぐ居眠りを始めるようで、、、邪魔らしいです。やはり粗大ゴミ化しています。お互いそれなりに頑張りましょう!