一沈一珠

盆休み前に・・・全力投球を。

カレンダーのめぐりで、今年の8月はなかなかスリリングです。
12日を有給にすれば、怒涛の9連休です。嬉しいような、ゾッとするような・・・営業会社としては稼働日数が半減ですから・・

働き方改革が叫ばれて久しい「働かないことが美徳」のような空気です。
それを否定はしませんが(実は腹立たしく思っています)休むことも人生を大切にすることも、とても大事ではあります。

ですが・・・休むことが大事なら、働くことも同じくらい大切にしなければ
バランスが崩れますね。「人間は働くから人間だ」と思っている私としては、
「徹底的に働くこと」が最も健康的な働き方ではないかと思っています。

我が社は「広告」を生業にしています。
広告情報を家庭にお届けすることで地域の暮らしを元気にするお手伝いをしています。誌面の中に情報を届けるだけでなく、そこに我々の「地域の元気のために」という志を乗せる。その先に生活者の笑顔や地元の企業や商店の活力につながると信じて、仲間は走ってくれています。ありがたいことです。

猛暑が続きます。なかなか、飛び回ることができにくい状況です。
でも我々は前を向きます。なぜなら「喜んで働く=喜働」という精神が
我々にあるからです。汗をかくのも、クライアントの言葉に一喜一憂するのも、全ては尊い営みです。我々の仕事は「させられるもの」ではない。「喜んで取り組むべき価値のある行為」です。

最近、こんな言葉に触れました。「一沈一珠」(いっちんいちしゅ)です。
「一沈一珠」とは、珠を得るという禅の言葉です。海女がひとたび海に潜れば「どんなに息が苦しくても真珠貝を一個見つけ出すまでは浮上しない」要するに「苦しい中でも踏ん張ってじっと耐えた先に、成果がでる」という教えです。

地域みっちゃく生活情報誌を日本全国の家庭に一軒・一軒、1270万部・手配りしている我々は「いかに地域の活性化に繋がる情報」を届けるか。クライアントの思いを伝えるか、そこに全勢力を集中せねばなりません。地域で頑張る企業・商店と生活情報をつなぎ、地域の元気を後押しするという我々の志を完遂するために。

さぁ、この夏の珠を、盆前にしっかり拾いにいきましょう。「地域の元気のために」沈むのは数字じゃなく、自分の覚悟。輝くのは我々の熱量と行動力です。
今週、「一沈一珠」スパートして、スッキリとした気分で盆休暇を迎えましょう。

なんか、ブログというよりも、社内向けの檄になりました。
いや、老骨に鞭ってことです。Goto

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