祖父母の自己満足で、市場がチグハグになってます。
これも少子化の影響でしょうかねぇ?
夏休みは「ラン活」(ランドセルを選ぶ)第二の山場と言われています。
物価高で家計が苦しい中、高額のランドセルを購入できるのは祖父母。
高価格帯に支持が集まるのもそのせい。
孫へ「一生に一度の記念品」として奮発して贈るケースが多い。
最多は「6万〜7万円」(25,2%)次いで「7万〜8万円」(21,5%)
9万以上も5,7%とランドセルの価格もなかなかです。
小学校の1年生児童の人口は14年・109万人、24年は93万人と減少した一方。
市場規模は拡大。14年の462億円に対して24年は552億円に。市場が縮小して
規模が拡大するって、どこか歪な気もします。
ジジババもここぞとばかり見栄を張る。日本経済にとっては良いことかも知れぬ。しかし重量がランドセル本体と中身の重さを加えると平均で3,9キロ、最も重いものでは10キロを超えるものまで・・・専門家に言わせれば小学1〜3年の児童が背負う適切な荷物の重さは「2,5キロ」が程度としているが、3キロ以上が計63%を占めている。
学校用品を扱う、大手文具メーカーは、高額ランドセルに対抗して、
「軽さ」(830グラム)重視した布製ランドセルを20年から販売、前年比で
それぞれ1,5倍販売数が伸びている。どちらが良いのか。それぞれの家庭によって主観が違うのだが・・・私は「ラン活」商戦はいささか過剰だと思う。
文具・大手のコクヨ。この3月、ランドセルの生産終了を発表した。
理由はランドセルの環境変化を挙げる「重量化」「価格の高騰」の2点を指摘。
「お客様にとって良い商品・サービスを改めて検討するため、事業の見直しを
行い、生産終了を決定した」という。
さすがコクヨ。加熱する「ラン活」に一石を投じる決断だ。
私は思います。ランドセル商戦の活況って、親が望んでいるわけでもない。
子どもが欲しがっているのでもない。結局はマスメディアの煽りではないか。
となるとです。ジジババの責任ではないか。
コクヨの主力商品は、重さ1キロ台前半、価格帯は5〜6万円。
これが一般的だとしているが、それでも生産を終了したのです。
ジジババがランドセル購入費用にと、入学祝いでその程度の額を
親に渡すのが妥当。そう思いませんか。
えっ・・・入学祝いはまた別ですって・・・
この国のバランスってどこかチグハグだと思いませんか?Goto
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