ポピュリズム

政治とは、哲学、あるいは宗教の中にあるのではないか。
本当に大切なのは・・・我々の政府が国民によって
舵がとられているかどうかだ。・・・・ドナルド・トランプ。
民衆の、民衆による、民衆のための政治を、
ポピュリズムというなら、私はポピュリストです。・・・マリーヌ・ルペン。(朝日新聞)
「ポピュリズムとは何か」でヤンヴェルナー・ミュラーは・・…
「民主主義にとってポピュリズムは脅威だ」と明確に最近の潮流から分析している。
日本の朝日的知識人も日本には同様な傾向にあると言う。
世界各国の選挙でポピュリズムが注目されている。
ポピュリズムとは大衆迎合主義と訳されるが・・・
朝日新聞はポピュリズムを悪の権化のように使う・・・
でも大衆が決めれば民主主義ではないのか。
大衆に迎合して決めたら、なぜ、批判の対象になるのか。私にはわからない。
ポピュリズムを批判する場合、民主主義とは何かを明確にして、
ポピュリズムを語らねば、民主主義そのものが問われねばならないと思う。
私は最近、民主主義そのものに懐疑的である。
民主主義絶対主義の風潮が、ポピュリズムを生み出しているのではと思えるからである。
そもそも政治とはどの立場、どの層の側が権力を掌握するかの権力闘争である。
ポピュリズムも民主主義も権力奪取の手段でしかないのではと思う。
しからば政治とは何か。
私にはわからないが、哲学、あるいは宗教の中にあるのではと、
昭和天皇誕生日に考えるこの頃である。Goto

コメント