やっぱり本でしょう。

風雪に耐えた本にチャレンジしてみます。
日頃買い貯めた本を一気に消化するチャンス。
ゴールデンウィークがやってきました。
さて、山積みの本、それも以前から読まねばと、積んである古典的な本と、
新聞の書籍広告で選んだ本たち・・・を。
どれだけ消化できるか、寝る間を惜しんで、読むぞ・・
そんな意気込みで、気合いを入れています。
思い出します。18歳・・ニキビづらで、上京する時・・・
「今から行ってきます」と遅い朝食をとっていた親父どのに挨拶。
「そうか、行くか」と一言。ではと振り向くと・・・
「おい、仕送りの一部は本代に使えよ」と声が掛かりました。
その声を「仕送りの1割は」と理解した私・・・
東京世田谷・京王線・千歳烏山駅近くの下宿(共同トイレ)での生活がスタート。
下宿に着くと直ぐに、荷物を改めて・・・本屋に行くかと外にでました。
玄関口の路地で・・・ジャズを聴きながら、バーベルを挙げてる・・
変な、人が。その人に「今日この下宿屋に越して来た、学生です」
「この辺に本屋ありませんか?」と問いました。
「駅の向こう側に相沢書店がありますよ」・・・と丁寧に。
それが、変な人。当時東大の6年生・・・
後に私の恩師となる哲学者仁科明彦氏でした。
私が本と師を同時に得た、上京初日のことです。
あれから、半世紀・・・50年の歳月が流れたにも拘らず、
先日も「君、本を読んでますか」「思想信条を磨いていますか」と、
家族を労わる言葉を添えて手紙を貰いました。
幸いに、社内報「中広報」を毎月送っています。
そこに掲載のコラム「導線」を読んで下さって・・・私の動きを理解・・・
時々、そのような励ましの便りを頂きます。
多分、最近の私、コラムから・・・勉強不足だとのご指摘だと拝読しました。
でです。収入の数パーセントを本に充てていますが、
最近読む本がハウツー本、内容が薄いのでしょう。
折角のゴールデンウィーク、風雪に耐えた本にチャレンジを始めました。Goto

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