果たして「東京は動く」のか。

地域政党「再生の道」を朝日新聞が正式に取り上げた・・・

東京都議会選・6月22日・投開票です。告示から2週間を切りました。
私は岐阜に暮らしていますので、直接的には関係ありませんが。
その11日後・7月3日公示・20日投開票の参院選が実施されます。

そもそもですが。都議選は、無党派層が多い首都での選挙。
その結果は過去にも国政選挙に影響を与えている。
都議会自民党で発覚した政治資金パーティの裏金問題未解決のまま。
それを受け公明党が自民党候補への推薦をださない。
自民党に大逆風が吹いている。

中でも大問題は現有勢力30議席に対して42人しか公認できていないこと。
前回よりも18人少ない。過去最低だった17年の23議席を下回るのではないかと言われている。その流れで参院選に挑めば、参院でも大幅に議席を減らすことにもなりかねない。となればです。石破政権・運営が更に厳しくなる。

話を都議選に戻そう。
小池都政。公明も6回連続で23人擁立。全員当選を果たしてきたが、
今回は公認を現有勢力から1名減らす。自民が大幅に減れば、都民ファーストも
小池人気が翳っている。3党で過半数に届かぬことになるかも。

となると、「手取りを増やす」で一躍躍進した。国民民主。
都議の候補者公募への応募が相次ぎ、選考に手間取ったが公示までには
20人を擁立する。ある程度の議席は確保できるだろう。そもそもだが国民民主の玉木代表は17年、小池氏が立ち上げた「希望の党」共同代表だった。

二人の関係からすれば、国民民主が一定の議席を確保すれば(現ゼロ)小池都政の与党になる可能性がある。・・・参院選後の国政連立を見るようだが。

問題はです。すべての政党が候補者難に苦しんでいるのだが。
石丸伸二氏が立ち上げた地域政党「再生の道」が今年の1月、都議選の立候補希望者を募ったところ1128人が集った。選考を繰り返し、最終面接をYouTubeでライブ配信、関連する50本以上の動画・総再生回数が脅威の600万回突破。

最終的には都議選・49人を公認・42人の擁立を決めた。
同時に参院選への挑戦も決め、東京選挙区に1人・比例区に9人を擁立をした。これって凄くないですか。候補者難って結局は既成政党離れってこと。去年の都知事選で石丸氏は169万票を獲得。立候補者42人、何人が当選するかはわからないが。台風の目であることは間違いない。

私は石丸新党「再生の道」についてこう思う。
一つは石丸氏を泡沫候補扱いしてきた朝日新聞がここにきて、
積極的に報じるようになったこと。ネット選挙を評価せざるを得なくなった。
他の全国紙も追従するであろう。当然に民放も。

もう一つは、都議選での獲得議席数によっては、参院選に影響を与えるってことです。石丸氏が都知事選で叫んだ「東京を動かそう」それが日本を動かす道である・・・東京都民によってその引き金が引かれるとしたら。
何となくですが。都議選がどうなるか。ちょっとドキドキする。Goto

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