創立記念日

中広グループは創業49周年を迎えた・関係各位に深謝する。

1978年、風薫る5月1日。敢えて メーデー に重ねて産声を上げた
中広グループの原点には、「働くとは何か」という問いが刻まれている。

7名での船出。社長、専務、営業4名、制作1名。私は営業の使い走りとして加わった。だが最前線で学んだのは、企業とは人の営みそのものであり、信頼は人の手でしか築けないという厳然たる事実であった。

当時は新聞全盛。発行部数5800万部(最盛期)家庭の中心に新聞があった時代だ。新聞広告は社会を動かす力であり、我々もその渦中にあった。しかし同業者の競争は激化し、紙面確保は容易ではない。(中日新聞岐阜版)

そこで我々は自ら道を拓いた。地域に根差し、全戸配布する地域みっちゃく生活情報誌。岐阜県可児市4万部からの挑戦である。32年前だ。

この決断は単なる事業転換ではない。地域と共に生きる覚悟であった。だからこそ理念を定めた。「広告業を通して地域社会への貢献」。さらに「人が命、人が宝、人が財産」と据え、人を中心に据えた経営を貫いてきた。

創業者の教え、飲水思源。報恩謝徳。
今ある我々は、多くの支えの上に成り立つ。
その恩に感謝し報いる生き方こそ、企業の根幹である。

初代社長は志半ばで逝去した。(享年65歳)
その無念は、我々に託された使命となった。
人は有限だが、志は継承される。
だからこそ我々は歩みを止めなかった。

49期。長い歳月を歩いてきた。
情報誌の輪は全国1350万部(求人誌などフリーメディア総数)へと広がり、志は「日本を元気にする」へと昇華した。だが本質は変わらない。人を大切にし、働くことで人間を磨き「自分と自分の周りの人々の幸せのため」を実現する。
この一点に尽きる。

企業とは人間修養の場である。利益は目的ではなく結果だ。
正しく働き、正しく生きた先にのみ、持続的な成長はある。そう信じてきた。

本日、創業記念日を迎えられたこと、すべての関係各位に心より感謝申し上げる。ありがとうございます。

そしてこれから。志の旗をさらに高く掲げる。
人を信じ、人を活かし、人に尽くす。その歩みを一筋に続けていく。

50年へ。さらにその先へ。
我が社は、人間を信じる企業として、地域と共に静かに、しかし力強く進み続ける覚悟である。後藤一俊拝

コメント