第4次産業革命に臆することなくチャレンジを・・・
去年、ソフトバンクが、IoT事業を加速させる・・
そんな主旨で、英国のアーム社を3兆3千億円で買収したと、世間を驚かせた・・・。
日本の基幹産業、電機の最大手、日立製作所もIoT関連ビジネスに
「M&A」を含め1兆円規模で投資するという。
IT技術の登場が第3次産業革命なら、その中核インターネットを、
あらゆるモノと繋ぐIoTは市場に変革もたらす第4次産業革命と言われる。
第4次というが、第1次の産業革命が蒸気、2次が電力・・いずれも文明の進歩の象徴。
人類の社会構造を根こそぎ変えた大発明、それに匹敵するのがIoT時代だと。
IoTって何か・・・おさらいしてみたい。
日立の投資は・・・自動車など幅広い業種、工場や鉱山、建設現場などで
使われる空気圧縮機(M&A)と日立のオリジナル予兆診断サービスをネット(IoT基盤)で結び、
産業の生産効率を飛躍化させるのが目的、これが産業のIoTです。
ソフトバンクはアーム社を買収して何がやりたいのか。
アーム社は半導体設計の最大手、アームが設計したベースチップは
年間148億個出荷されスマホに搭載されている。
また、モバイルコンピューテイング市場では、
アプリケーションプロセッサーの85%のシエアを持っている。
あらゆる企業がIoTに関わるビジネスを展開するには、アームの設計技術が必要となる。
ソフトバンクがアームを抑えたことは、IoT時代をコントロールできるということです。
(壮大なビジョンですね。さすが孫正義社長です)
これじゃあ、専門的すぎて、どのように利便性があるのか、我々、門外漢にはわからない。
一言で言うと、IT(情報技術)はアナログでの計算をデジタル化したが・・・
まだデジタル化できない分野が多くある。それらをデジタル化することがIoTです。
まだ?わかり易い米国の例。ゴミ箱にセンサーを付け、ゴミの量をデータで取得する。
ゴミがたまれば収集車が回収する。それだけで、コストが3分の一になった。
団体競技のスポーツで選手のユニホームにICタグを付け位置確認をして
選手の動きをデータ化、次の試合戦略を練るのに利用、新たな価値を生み出す。
バルセロナのお笑い劇場、座席にタブレット端末をとりつけ、
カメラで観客の表情を把握、入場料は無料だが、1回笑うごとに課金する仕組みなど。
つまりはどんなことでも、我々のアイデアで、デジタル化して、
生産性の向上につなげることをIoT化といいます。
もちろん、お笑い劇場のように価値の創造も可能になります。
IoT時代、臆することも受け身になることもありません。
我が社も情報誌のIoT化にチャレンジしたいと思っています。
第4次産業革命、我々も主役になろうではありませんか。Goto
コメント