こども保険を。

少子化は静かなる有事である・・・その通りです。
朝日新聞看板コラム・・・天声人語ではありません。
毎週・・火曜日に掲載される「波聞風問」(はもんふうもん)のことです。
内容的にはいかにも朝日的で、苦手なコラムですが。(でも毎回欠かさず読んでます)
5/16付の「安倍1強下の小さな革命」には共感です。
多分ですが、「小さな革命」の見出しは、TBS日曜9時のドラマ、
警察権力の闇に迫る「小さな巨人」をもじったのでしょうが、良い意見です。
人口減を解消するには「少子化対策」を徹底するしか道はない。
誰もが分かっていることです。しかし、政府の対策はいつも・・・
財源がないからと中途半端。本気度が問われるのですが。
自民党30代の若手議員たちが、財源がないからと政策が前に進まないなら、
「こども保険」の名目で社会保険料に0.1%上乗せしてはどうか。
事業主負担と合わせれば3,400億円の財源が生まれると提案している。
因みに0.5%上乗せなら1.7兆円、それだけあれば、幼児教育と
保育の無償化が可能。「子育て革命」が起こるやもしれぬ。
さすがです。若い議員だからこその提案・・・大歓迎です。
できれば、現行、社会保険料は給与の15%だが、そちらも0.1ほど
「こども保険」に回せば、2兆円規模になる。そうなれば最高です。
なぜ、この提案が前に進まないのか。
経済界が事業主負担に拒否反応を示している。新聞各紙も社説で冷めた反応。
朝日、読売、日経は「なぜ、現役世代だけが金を出すのだ、
こどもがいない世帯まで負担はおかしい。そもそも子育て支援の財源は、
税金で賄え・・・」と課題を指摘、反対の論調。
自民党や民進党の「教育国債」や「こども国債」の国債で賄うのが良いのか。
国債の発行に「子孫に付けを回すな」と批判しているのは新聞ではないか。
新聞各社は「こども保険」に反対なら代案を出すべきです。
朝日新聞のコラムで、朝日の主張に異議を述べるんですから素晴らしいコラムです。
提案の中心人物小泉進次郎議員は「少子化は静かなる有事」である。
「社会でこどもを育て、財源を私たちの負担で生み出そう」と声を張り上げる。
少子化で最も困るのは事業主です。経済界が拒否反応なんて、全くのナンセンスです。
高齢者の票が欲しいからと、反対する議員たちは国の将来を考えない議員です。
私は「小さな革命」を断固支持します。
ぜひ、「こども保険」を実現しようではありませんか。Goto

コメント

  1. Goto より:

    子供を育てるのは大変だといつから声が大きくなったのでしょうか。家族の単位が小さくなってからです。親との同居はいや。子育てに時間を取られたくない。それって、よく考えてみれば、人間であることを放棄しているのではと思います。全ての生物は、子孫を残すために生きているのです。自分さえ良ければ、後は知らないでは、生き物とはいえません。子育て中の全ての人に、社会が支援する制度を作る発想は、人間らしい知恵の発露です。それにしても、子育ては手間暇掛かります。だから人間として成長できるのです。ぜひ、頑張って下さい。Goto

  2. 明智ゴルフ倶楽部かしおゴルフ場 支配人 片桐 涼 より:

    おはようございます。
    子育て世代ど真ん中の私でございます。
    10年前に比べ少しづつ環境が良くなっていることは、感じております。
    しかしながら一部の都市に限られての話しなのでしょう。
    今年の新入社員をはじめ20代の社員が、結婚して子供をと考える者は数少ないです。
    これが現実なのでしょう。若い世代に光ある未来を創ることが最優先な課題と感じますが、私のような子育てど真ん中世代は、がむしゃらに勤めあげることが精いっぱいでございます。諸先輩方の切り開いた道に光を当てて進むべき道を示していただきたいと願う毎日でございます。よろしくお願い申し上げます。