NIE全国大会

若い教員、教師には、ぜひ新聞を購読して欲しいモノです。
学校の授業に「新聞を活用するNIE(新聞を教育に)」について考える……
「第24回NIE全国大会」(日本新聞協会主催)が「深い対話を育むNIE」をテーマに
8月1・2日、宇都宮市内で開催された。
このブログ、今日で4360回目、連続11年と10ヶ月になります。
「よくも毎日、飽きもせず、ごちゃごちゃと書いているなぁ」と嘲笑されていますが。
ブログの目的は「新聞を読もう」です。最近、新聞を購読しない家庭が増えたことを嘆き、
新聞の役割や価値、使命を私なりの視点で綴り新聞を読みましょうと呼び掛けています。
もちろん、そのことばかりを書いているわけではありませんが、
基本は「新聞の再興」です。我々の世代は情報を得る手段が新聞しかありません。
ですから、新聞は朝夕の大切な情報源であり、生活の一部でした。
それがどうですか、地域の新聞別購読部数の調査では、未読家庭がNo.1ではないですか。
未読とは文字通り新聞を購読していない家庭のことです。
日常から新聞が消えれば、新聞の使命が果たせなくなるのは必然です。
それではダメだと、スタートしたのが、学校の授業に「新聞を活用」すること。
そのことによって新聞に触れたことのない子供たちをなくし、将来は新聞の愛読者に
なってもらう、そんな魂胆が背景にありスタートしたのが「NIE」活動です。
NIEの全国大会は今年で24回を数えますが、私が「新聞を読もう」とのテーマで
このブログを始めた頃は、新聞社の側に、今ほどの危機感はなく、
全国大会の記事を掲載する新聞社も限られていました。
それを思うと、24回を重ねたNIE大会は充実してきました。
その間、新聞協会を中心に、文科省に圧力を掛けて、「学習指導要領」に
「新聞を活用しての授業」を入れ込み、今では記者を呼んでの講義など
必須授業になっています。
新聞が果たす役割のひとつに「互いに異なる意見を持つことが保障され、
開かれた公正な議論が展開されるという優れた特質がある」
そのことを教育に生かせば、新聞から学ぶことは「深い対話を育む」ことができます。
そこまでテーマ掘り下げた24回目の全国大会にNIE活動の本気度が伺えます。
10年前とは隔世の感があります。
しかし、NIE推進活動でいつも想うのは、教師が新聞を購読していないことです。
私の持論です。新聞を読まない人で社会の中核を担っている人はいない。
教師は「国家100年の計」を担う子どもたちを教育する社会の中核に位置します。
取り分け若い教員、教師には、ぜひ「隗より始めよ」で新聞を購読して欲しいものです。
余談ですが、新聞を購読している人に、新聞の役割を訴えても
あまり意味がありません。新聞を読もうと呼び掛けるなら、
そのための媒体は全国31都道府県、920万部をご家庭に直接お届けする
ハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌を活用するのが一番だと私は思います。Goto

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