新聞大会

新聞って、読まれないです。それなのに格好つけ過ぎではないでしょうか。もっと、泥臭く。
このブログ目的は「新聞を読もう」です。
私の周りでは、音を立ててと表現しても良いでしょう
新聞を購読している家庭が減っています。
何とかして、新聞危機に歯止めを掛けたい、その一助になれば。
そして、私自身新聞記者の伜として生まれ、我が家にはいつも新聞が身近にあり、
インクの匂い、新聞を捲る紙づれの音で育ち、新聞が人生に潤いを与え、
新聞はその気になれば何でも教えてくれる師だから、
新聞にはいつまでも元気でいて欲しいとの願いからです。
先日もこんな話を聞きました。新聞を止めると販売店に通知したら
店主が尋ねて来てしつこく理由を聞くのです。「読まないので」と答えると
「経済的理由ですねって勝手に決めつけ」て帰って行かれ、
「ちょっと違うんでは、そんなこと言ってないのに」と違和感を持ちました。
どうも、止める理由を「購読料金」のせいにしたいのではと、その人は。
ここって、凄く重要だと思いませんか。止める理由が何かを徹底的に調査せねば
次の手が打てないではないですか。多分ですが、新聞社の販売局から、
ちゃんと理由を聞けと言われれているので、適当に「お金がないから」と答えておこうと
考えての場当たり的な聴き取りをしたのではないでしょうか。
何十年も新聞を購読していた家庭が「なぜ」止めるのか。
巷間言われている、活字離れなのか、ゴミになるからなのか。
それともネットの台頭で、新聞からの情報に価値を見出せないのか。
経済的理由ならば、ビジネスモデルの根本を変えれば、読者は増えるのか。
ちゃんと答えを出すべきではないでしょうか。
第何回目なのかは知りませんが、日本新聞協会が主催する新聞大会が15日から
長崎で開催されています。同時に「秋の新聞週間」も始まっています。
昨年の新聞大会の宣言では新聞が知的資源として生きる上で不可欠なモノとして
食品と並んで「軽減税率」の対象となり、購読料金の消費税率は8%に
据えおかれたと理由を」説明しました。
今年の大会でどんな宣言がなされるか楽しみです。
少なくとも「軽減税率」された恩恵についての成果を語って欲しいと思います。
そして、購読者の減少にどのような方針を示すのか。期待したいと思います。
私は思うのです。新聞大会にしても新聞週間のキャンペーンにしても、
美し過ぎると申しますか、あまりにも上辺ばかりを強調し過ぎるのではないでしょうか。
新聞って、もっと泥臭く、がめつく、貪欲に生きる姿を示すモノではないでしょうか。
Goto

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