12年間も毎朝ウォーキングしているのに、この時季こんなに花がいっぱいだなんて・・
コロナ禍は日常生活に様々な変化をもたらしています。
流通業などは、従来の常識でモノを考えていると、時代にそぐわなくなります。
今迄はネットで販売などしていないと思われていた商品でも買うことができます。
花の話です。
写真をご覧下さい。綺麗でしょ。カメラマンは私です。
撮影日は6/27、梅雨の合間を縫ってウォーキングに出掛けた際、
道端で見つけて、道路の花壇で、長良川の堤で公園で撮りました。
小さな花は5ミリ以下のモノもあります。綺麗に写っているのは、
私の腕が良いのではなく、スマホのカメラの性能が良いからです。
でもです。この季節、ほんの1時間ほど歩いただけでこんなに沢山の花が咲くのです。
なんと素晴らしい自然に恵まれた国に生まれ育っているのでしょうか。
公園の隅で咲く雨に濡れたクチナシの白い花から甘い香りが漂い至福です。
さすがに、沈丁花・金木犀とともに「日本三大香木」といわれる所以です。
堤で撮った花には、偶然ですが、虫がとまっている花も。みんな生きています。
ウォーキングは今年で12年目になります。
飽きもせず毎朝テクテクと歩きます。
6月のこの時季も12年歩いたことになります。
でも、野に咲く花がこんなにも多く、綺麗だとは思っていませんでした。
何を考えて毎日歩いていたのでしょうか。
二つの花瓶に活けられたオレンジとピンクの薔薇は
岐阜・各務原市の花生産農家が苦心して育て品評会で優秀賞を得た特別な花です。
いずれも今年最も人気の商品でした・・・それが、コロナ禍で。
我が社の地域みっちゃく生活情報誌では、三重県の花農家とコラボ、
飲食店で食事をしてもらうと、飾ってもらい心に潤いをと・・一輪差し上げる企画を。
3・4月は花園は需要が最盛期、にも拘らず・・少しでも需要をと。
コロナ禍の前に花をオンラインで販売しませんか。と生産者に声を掛けたら。
「面倒だな」「市場に卸す仕様も梱包も違うしややこしい」「農協を通さないと
関係が悪くなるし」などと、色良い返事がなかったのですが。
コロナ禍は・・花がまったく売れなくなりました。今までの流通では・・
花は生き物です。枯れてしまっては価値がありません。花を愛するなら・・
産地直送で新鮮な花をと・・オンラインショッピングで販売を開始。
瓢箪から駒なのか。災い転じて・・なのか。好調な売れ行きだそうです。
コロナ禍は時代の歯車を少し早く回しました。
どんな商品でも、ネットで販売できる時代になりました。
そこに、モノを大切にする心と深い愛情があれば。Goto
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