日本のスポーツ用品大手の開発技術は凄まじいものが・・・
連日猛暑が続きます。
例年ですと、この時期になりますと、ウォーキングやランニングをする人が
めっきり減るのですが、今年は違うようで、逆に増えています。
私は還暦になって・・・ウォーキングを始め、今年で12年目になります。
早朝派で冬場は朝が遅くなりますので6時台。夏場は5時台にスタート、
1時間を目安に約4キロほど歩き、途中でストレッチなどを織り交ぜ楽しんでいます。
10年以上も歩いていますと、仲間ができます。
ウォーキング仲間それも早朝派。高齢者が多く、顔ぶれはだいたい同じだったのですが、
最近は人数が増えました。それにランニングをする若い人も・・・・
なぜ、夏場に増えたのか、不思議でしたが、どうもコロナ禍のせいだとか。
スポーツシューズのメーカー調べですが。
世界的な傾向、『ステイ・ホーム』の影響でランニングが運動の選択肢になったからだと。
4・5月、1万4000人の市民ランナーを対象に意識調査したところ、81%が「ランニングは
頭をすっきりさせる効果がある」と回答。感染拡大後ランニングを始めた人のうち、
62%は「今後も継続する予定」と答えたそうです。
その調査は世界的なものですが。日本国内でも週一回以上ランニングをする人の
割合は2倍以上に膨れたとか。ランニングは精神面でメリットがある。
感染拡大前よりも活発に運動をするようになった。など、健康を保ちたい、
免疫力を高めたいという意識が強まり、ランニングに足を向けさせているようです。
ランニングをしている人たちの足元を見ますと賑々しいシューズを履いています。
そんなに派手なシューズで大層だと思いきや、何のことはないです。
ウォーキングは健康管理・維持で高齢者。ランニングはアスリートで若者です。
マラソンなど何らかの競技を目的にしているのでしょう。
3月の東京マラソンで大迫選手が日本新記録を樹立。ナイキの厚底シューズが
ブームに・・その影響が田舎の早朝ランニングの若者にも。広告効果は抜群ですね。
しかし、国内のスポーツ用品メーカーも黙ってはいられないと、商品開発に拍車が。
デサントが日本人の足に合わせてた商品を発売。
最高モデルは靴底に鉄の200倍の強度を持つ炭素素材を配合したゴムを用い、
耐久力とグリップ力を強化したのが特徴で地面を力強く蹴ることができ
歩幅が15センチ伸びるそうです。(ほんとうかなぁ)
ミズノは反発性を追求する用具開発のノウハウを生かした新素材を靴底に採用、
反発力が従来より約35%向上、高額だが予約は完売の好調ぶり。
アシックスも6月新モデルを投入、大きく反り上がったつま先が特徴、着地の際、
靴底がごろんと転がり、足首の角度の変化を小さくでき、重心の移動がしやすいのだとか。
さすがに日本のメーカーです。それぞれに特徴があり、ナイキの1強に迫ろうとしています。
世界陸連が「新シューズは4ヶ月以前の販売実績」がないと五輪では履けないと決めたようです。
この技術開発こそが、日本のものづくりの真髄ではないでしょうか。
私にはランニングシューズを履く勇気はありませんが、若い人たちが新シューズで、
コロナストレスを解消してくれればと思います。Goto
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