The新聞・・・

これから生まれてくる子供たちとって誇りに思える福島を。
昨日の新聞はどの新聞も圧巻でした。紙面に心がありました。
日経は48ページの半分を。朝日も毎日もそして読売新聞もそれぞれが20ページ以上を
東日本大震災10年の特集に趣向を凝らしました。まさにThe新聞です。(写真は4紙の一面です)
購読部数を減らす新聞各社です。一説には10年後、どれだけの地方紙が
生き残れるか・・・関係者の間ではそんな声が囁かれています。
「新聞命」(しんぶんいのち)の私。この3/11付・紙面を捲る限り新聞は不動だと信じます。
一瞬にして1万8,426人の命を奪い、12万1,992戸の家屋を飲み込んだ津波、
未曽有の大災害を様々な角度から検証し現状を伝え、そして次なる10年への提案もする。
特に日経は原発について独自の見解を示すなど力の入れようは秀逸でした。
それと広告紙面です。Yahoo!とLINEの「災害大国から防災大国へ」
統合した両社の広告です。正確な情報を素早く届けてきたYahoo!と
つながりで安心をつくってきたLINEが力を合わせ世界一の防災大国をめざすと覚悟の紙面。
つながりと言えばJAです。JA共済の「助け合うから、前を向けるんだ」と題した
福島県相馬市の農家からの「助けたり助けられたりするのが人生だ、
助け合う心があるから、大変なことも乗り越えていけるんじゃないかな」心に響きます。
そして、地震に見舞われ、津波に襲われ、そして原発事故に今尚苦しむ福島県から、
「あの日私たちは、波に飲み込まれていく人々の手を掴みとって救うことができなかった。
だから今度は、社会から分断されていく人々の手を握り締めて、離さないで。
みんながもっと自分を、他人を愛せる世界を願っています。そして私自身が、そうでありたい」
会津学鳳高校・平子七海さんの言葉を載せ・・・
「私たちは未来に向けて、次の10年に踏み出します。
ここに、うつくしいふるさとを取り戻し、
活力と笑顔溢れるふくしまを築いていくことを、改めて誓います。
これから生まれてくる子供たちにとっても、誇りに思える福島を」と福島県の広告紙面が。
新聞広告でなければ伝わらない、熱い熱い覚悟の紙面です。
何もできない私ですが。新聞を捲ることで、新聞を読むことで、
被災者に思いを馳せ、祈ります。合わせて新聞の力を信じます。Goto
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