折り返し地点・・・

歓迎されない初の五輪・・・なのでしょうか・・・
光陰矢の如し・・・・今日は6月30日・・2021年折り返しです。
2020年は不都合な年でした。思い切って消しゴムで消しました。
ですから、21年は色んな意味で、重い年だと肝に銘じて過ごしてきました。
懐古趣味はありませんので、振り返りはしませんが、
自分なりに必死で、いや、一生懸命、いや、精一杯踏ん張って来たつもりです。
残りの半年・悔いのないよう、今日を限りに一つ一つを丁寧に過ごしたいと思っています。
今日はあと3週間に迫った東京五輪について思うことを・・・
23日の新聞各紙・・五輪まで後、1ヶ月との特集が組まれました。
そもそも五輪に反対の朝日や毎日は、中止させることができず・・苦々しい思いが
紙面の隅々に滲み。毎日に至っては・・・かの社会学者・上野千鶴子さんを
引っ張りだし、「歓迎されない初の五輪」と題して究極の反対論をぶち上げています。
23日の夕刊では・・・世の中を一度もまともに見ることができない・・・
「批判のための批判」しかできず、読者がほとんどいない夕刊にしか・・
書かせてもらえない自称ジャーナリストの専門編集委員が上野先生をベタ誉めしています。
社会学者の上野先生です。
反対理由を真面目に聞いてみたいです。
1・これほど開催国や開催都市の人々に歓迎されない五輪は初めて。
開催しても「集まるな」「熱狂するな」「交流するな」ではどこでやっても同じ。
アスリートや大会関係者は観光もショッピングもするな・・・従わぬなら罰金・国外退去
これじゃ犯罪者扱いだ・・・・
2・決めた作戦、引くに引けなくなった旧日本軍と同じ。
意思決定者が誰だか誰もわからない「無責任体制」の極み、戦後70年たっても・・・
3・五輪を成功させ9月末の自民党総裁選を行ない、解散総選挙に雪崩れ込む。
政権は国民の命と健康を賭け金に一か八かの博打に出ています。
五輪を政局にしてしまっている。
4・そもそもスポーツを国籍で分けて戦わせることに反対です。
商業主義とナショナリズムに利用される五輪への不信感はアスリートへの称賛や
敬意も失わせる結果になります。
5・組織委の森前会長・女性蔑視発言。アスリートが口を開くと批判されるような体質、
人種差別に反対するとぺナルティを受けるなんて・・・アスリートとて市民です。
政治的発言をしても許されるべきです。
6・市民は変わった。以前は五輪反対でも反対とは言えなかった。
それを変えたのは市民の力です。「めでたいことだから、内心モヤモヤしていても
黙っていよう」そんな同調圧力がなくなったのは大きい。
7・国民と乖離したまま政治は進んでしまうのでしょうか。・・この問いに。
有権者が判断を下せばよい。世論が望んでも政権与党が動かねば
意思決定はなされない。有権者の責任は重いです。
まぁ・・・ざっとこんなところが。社会学者としての上野先生の反対理由です。
一つ一つに意見を述べたいのですが・・・二つだけ申し上げたい。
一つは、太平洋戦争と同一視するのは如何なものか・・・70年間、この国は何も
変わらなかったのか。違うでしょう。社会学者たちの提言や指導もあり、
国民の意識は大きく変わりました。だから、賛否の議論があるのでしょう。
もう一つはワクチンです。ワクチンはコロナウイルスと戦える唯一の武器です。
世界の科学者が叡智を傾けて誕生しました。その事に言及せずして、
「歓迎されない初の五輪」と決めつけるのは、やはり・・上野先生も、
困った時にはアンチとしか言えないとは如何にも寂しいです。
今年の折り返し点・・・まずはアスリートたちの頑張りに元気を貰って・・
後半戦、気合いを入れて乗り切りたい。Goto

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