知の旅は終わらない・・・

ありがとうございました・・・立花隆さん・・
知の巨人・・・立花隆さんが鬼籍に。ご冥福をお祈り申し上げます。
私の手元に立花隆さんが・・多分です。死を覚悟したと思う・・・
結果としては遺稿と申していいのか、最後の出版となった。。。
「知の旅は終わらない」(文春新書)2020年1月20日第1刷発行があります。
サブタイトル「僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと」とつけられています。
立花隆さんは巨大な山です。哲学・政治・脳・宇宙・生命科学・歴史・音楽・・・
むさぼり読んで書きに書いた膨大な仕事と、その人生を初めて語った新書とあります。
どうぞ、みなさんも手にとってみて下さい。実に面白い・・・
私ごとですが、私の長崎の従姉妹、彼女の親友・立花隆さんが「田中角栄研究」を
世に問い・・・一躍論壇に新風を巻き起こした全盛期を迎えた頃、請われて秘書になりました。
一度だけですが、三人で会いました。それはそれは、優秀な女性でした。
「知の旅は・・・・」の「僕の青春漂流時代」の項・・・
大学時代にある女性と同棲生活を・・・文藝春秋社を辞めるのとほとんど同時に
その同棲にも終止符を・・・・
「最初の結婚のいきさつ」の項・・・1974年「文藝春秋」で「田中角栄研究」を
書いて漂流時代を終わり、最初の結婚、子供が生まれ、家庭を持つことになりました・・
もちろん、その結婚の女性ではありません。時代が違いますから。。。
その後の私生活は「知の旅は・・・」には出てきませんが・・・
彼女が立花隆さんを支えたことは・・・風の便りに・・・・
立花隆さんがこれだけの仕事を成した原点、それは「肉体は殺すことはできても
魂を殺すことをできない者を忘れるな」とクリスチャンの母親の教えにあるようです。
人は死にます。産まれてくるのは不平等かも知れませんが、死は平等です。
立花隆さんがいかなる人物か、如何なる考え方で行動を起こしたのか
「知の旅は終わらない」・・僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと・・
最終章・・「がん罹患、死ぬこと」に立花隆の真骨頂が読み取れます。合掌。
後藤拝

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