もう一度・特別給付金を・・・

コロナ禍・・消費を支援する予算が30兆円・・・未執行です。
額が大きいのでピンと来ないのですが。。。
コロナ対策として国が2020年から積み増してきた予算は73兆円です。
国家財政が逼迫しているなか・・・コロナ禍で家計が経済が、社会が
壊れてしまわぬよう政治が頑張って予算を組みました。
内容は・・・・
家計支援・・特別定額給付金(10万円)・休業支援金
消費活性化・・・ GoToトラベル・イート・イベント
事業支援・・・持続化給付金・家賃支援給付金
投資活性化・・・脱炭素基金・ポスト5G情報通信基盤強化
公共事業などです。で・・・現在までに・・・実施されたのは35兆円です。
30兆円が停滞と申しますか・・未執行になっています。事情は色々あるでしょう。
しかし、財政出動はGDPを押し上げ縮んでしまった経済を回すのが目的です。
思い起こせば・・・安倍前首相、20年6月「GDPの4割に上る世界最大」規模の
「230兆円」の経済対策で「日本経済を守り抜く」と意気込みました。
この額ならば、日本経済は何とか持ち堪えられると。。。心ある人たちは安堵したものです。
でもです。家計や企業に出回った国費はGDP比の7%程度です。
それでもって・・・現実は30兆円の使い残しです。
慌てないでじっくり使えば良いと「角を矯めて牛を殺す」ことを狙っているのは
「予算となると緊縮一辺倒」の・・・財務省です。
政治に柔軟性がない以上は致し方ないのかも知れませんが・・・如何にも如何にもです。
この積み残しをこう考えてはどうでしょうか・・・・
荒唐無稽だと思われては話になりませんが・・・
組んだ予算で完全に執行できたのは1人10万円の特別定額給付金・・12.8兆円
財源(予算)の98%、12.6兆円のみです。後は大半が手付かずです。
そうなのです。この30兆円が宙に浮いているのです。このままだとタイミングを逸します。
ここは、もう一度、全国民に特別定額給付金として10万円を配るのです。
これだと、すでに経験済みです。スムーズにできます。
国会でなんだかんだと議論することもないでしょう。
前例は米国です。
バイデン大統領は前政権から3度目になる1400ドルの給付金を全国民に届けました。
それが引き金で米国の経済は回復しています。
菅政権・批判を覚悟で五輪開催に踏み切るのです・・・
であれば、この一手で、国民の理解を得れば良いと思うのですが・・・
懸命な政権首脳は当然、考えているでしょう・・・Goto

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