世界有数の高齢化社会です。1日も早い治療薬の商品化をお願いします。
日本の製薬研究者たちにコロナウイルスの軽・中等症用の特効薬をと願っていますが、
簡単ではなさそうです。しかし、特効薬づくりは世界で凌ぎを削っています。
世界・2億人が感染しました。1日も早い商品化を願います。
早晩、人類が叡智を絞って開発しコロナウイルスは収束するでしょう。
もちろん、そうあって欲しいとの希望的観測です。
コロナも厄介ですが・・・それ以上に面倒な病気があります。認知症です。
アルツハイマー症です。若年者のアルツハイマー症が問題になっていますが、
超高齢社会です。加齢とともに進行します。本当に面倒な病気です。
古希を過ぎた私など認知症の予備軍そのものです。
吉報としては6月に日本の製薬メーカー「エーザイ」の
「アデュカヌマブ」という治療薬が米国で承認されました。
一部では「対象範囲が広すぎ、効果が薄いのでは」との意見も出ましたが・・
「病気の原因物質・アミロイドベータに直接作用する初めての薬」としての評価は高い。
エーザイの開発とは別に、東大や東北大でもアルツハイマー病の根治的治療を目指す
研究が進んでいます。東大の研究は「光で病気をたたく」光認知症療法です。
説明が難しいのですが・・・私なりの理解で簡潔に申しますと・・
アミロイドベータ(アルツハイマー病の原因物質)は普通、脳の免疫細胞である
ミクログリアに食べられて除去されます。それが脳で凝り固まってしまいますと、
手に負えなくなります。光認知症療法は光が当たると酸素化触媒として働く薬剤を
予め投与します。その薬剤に光をあてると凝固したアミロイドベータの凝集体を
区別して酸素化反応を起こします。
わかり難いですね。要は、凝り固まったアミロイドベータを「ほぐし」て
ミクログリアが食べやすい状態にするのです。これならストレートです。
東北大では東大の光認知療法ではないですが、自ら開発した低分子化合物「SAK3」が
アミロイドベータや別のタイプの認知症である「レビー小体型認知症」の
原因物質を減らす効果作用があると発表しました。頼もしい話です。
日本はワクチンでも出遅れ、特効薬でも姿が見えませんが・・・
認知症・アルツハイマー症では、ひょっとしたら世界に先駆けられるのではないか・・
そんな期待が膨らみます。でも商品化は「早くて数年以内」だそうです。
私のボケの進行を遅らせねば・・・Goto
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