オミクロン株って、いったいどうなの。誰にもわからないのでしょうね。
年末ですが・・変な空気が流れていると感じています。
日銀が13日、短観(企業短期経済観測調査)を発表しました。
製造業は原料高と半導体不足からでしょうか、先行きが意外に重いようです。
非製造業「卸し」「小売」「情報サービス」「宿泊・飲食」の景況感は改善しました。
取り分け、コロナ禍で散々だった飲食・宿泊業に明るさが戻ったのは良いのですが・・
サラリーマンの動きが鈍い。まだ会社で規制が掛かっているのかも知れません。
これだけ感染者数が減少です。景況感も悪くないです。そうなれば、必然的に
忘年会も宴会も増えるのですが、予約はコロナ前の3割程度まで戻ったのですが、
ここに来て急ブレーキが掛かっているようで、どうもスッキリしません。
この変な空気、出どころは「オミクロン株ニュース」のようです。
世界70カ国に広がったとか、英国の首相が感染力が強い3回目のワクチンを急げとか、
ドイツで1日6万人の感染者数になったとか、
原因が全てオミクロン株かどうかもはっきりしないのに、メディアが報じるものですから・・・
色んなところに冷や水が浴びせられる感じです。
一方、クリスマス商戦は活況を呈しているようです。
百貨店の関係者は客足の回復に手応えを感じています。
24・25日用のクリスマスケーキに予約が殺到、13日にキャパオーバーで
受付を止めた。1万円以上の大型ケーキに予約が集中したとか。
調査会社の予想では、今年のクリスマス関連の市場規模は前年比28%増の
2兆800億円、コロナ以前の水準に回復すると言う。
田舎ではそこまで実感はないが、子ども向けプレゼントの動きは良い。
なかでも、2020年度から小学校でプログラミング教育が必須化されたせいもあり、
「パソコン型の玩具」が注目を集めています。世相でしょうか。
擦った揉んだの挙句、18歳以下の子どもに10万円の現金給付が可能になりました。
子ども関連の商品の需要が高まるのも理解できます。
でも、人気のパソコン型の玩具もですが、定番プレゼントのゲーム機などは
どのメーカーも半導体不足で、生産が間に合わないそうです。皮肉なものです。
変な空気、まだら模様の景気、その正体はやはりオミクロン株です。
コロナ禍が引き起こしている混乱は、簡単に収まりそうにありません。
やはり、収束を期待して待つより業態転換を考えるべきなのではと思います。Goto
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