週休3日制の導入・・・

人間は働くから人間です。休みを増やせば副業に精出すだけです。
早いものです。もう睦月も残すところ3日になりました。
光陰矢の如し・・・と申しますが、あっという間に歳月は流れます。
仕事人間の私としては、1日も1時間も1分・1秒も無駄にしないようにと思っています。
もちろん、感染者にならぬよう注意は怠らずですが・・・・・
ご存知ですか・・・パナソニックが希望者を対象に週休3日制を導入するそうです。
製造業最王手が改革に踏み出す意義は大きいと思います。(改革かどうかは別ですが)
パナソニックの導入を切っ掛けに・・・週休3日の動きが広がるのでしょうか。
製薬・大手塩野義も今年4月から、選択的週休3日制を導入するそうです。
理由は社員の副業や学び直しのためだそうです。
4日働いて3日休む、そのリズムで「自ら」を鍛える、並の人間にできますかねぇ。
よほど高い理想と強い意識が必要ですね。
テレワークの普及を機に、多様な働き方へのニーズが急速に高まりました。
社員が、増えた休日を利用して社外の人脈や知見を広げ、個人のスキルを高めることができれば、
会社にとってもプラスになるってことでしょうが・・・人脈を広げるとは相手がいります。
相手に暇があれば良いのですが・・・そうそう上手くいくでしょうかねぇ。
パナソニックの週休3日制は導入時期や対象者など具体的な内容は決まってないようです。
各事業会社が労組と協議して検討するとのこと。副業や地域ボランティアなどを
手掛ける社員の活用を想定しているそうですが・・・・
理想論ですね。週休3日制を導入すれば、別の仕事を見つけて働くことになるでしょう。
つまりは副業で働いて収入を得る「労働過重」ってことになり兼ねません。
週休3日制を導入する企業が給与を2割カットしたり、
1日当たりの労働時間を増やしたりすれば、週休3日の意味がなくなります。
同時に帰属意識が薄くなり、仕事に身が入らなくなって、
粗悪品や雑な仕事に繋がるのが関の山ではないでしょうか・・・
海外では週休3日制で給与水準を維持したまま、労働時間も減らす実験を
始めた企業もあるそうですが・・・前提になるのは高い生産性です。
その議論なしに週休3日制を導入しても意味がないのではないでしょうか。
私の持論です。
週休3日制が導入されようと、人間は休日が増えたからと喜びはしません。
人間は働きます。「人間は働くから人間です」。歳月人を待たずです。
働きの中から、人生を豊かにしたいものです。Goto

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