自殺者2万人

生きろ・生きろ・生きろ。慌てて死ななくても、人は100%死ぬ。
この世でいちばん重いモノは何ですか・・・・
クイズでもなんでもありません。地球よりも、重いもの・・
議論の余地など何もありません。「命」です。
その「命」を自死するなんて。原因がどこにあろうと、
こんな不幸で悲しいことはありませんね。
警察庁の自殺統計に基づく厚労省の発表で、2021年の自殺者数が明らかになりました。
速報値だそうです。毎年3月に発表される確定値は速報値から
200人前後増える傾向があるそうですから・・・それを加味しますと、
速報値が2万830人ですから、全国で2万1000人が「自殺」したことになります。
死を去年と比較しても何の意味もありませんが・・・
コロナ禍、2年続けて2万人以上の人が「自殺」しているのは如何にも残念です。
これも比べても仕方がないのですが・・・コロナで亡くなった人の数は
2020年の1月に発症が確認されてから約2年間で18,476人です。
1年では約9000人。その大半が、基礎疾患を持つ高齢者です。
(本当のところはコロナウイルスで亡くなったのか、基礎疾患なのかは曖昧です)
日本中が2年間、大騒ぎしているコロナ死と自殺の数を見て、
もう少し自死に目を向けても良いのではないでしょうか・・・・
なぜ、自殺するのか。原因・動機など、本当のところは本人しかわからないのですが。
発表では・・・健康問題が最も多く8,800人、前年比680人減。
経済・生活問題は3,038人で、生活苦が理由だった人が990人。後は不明です。
小中学生の自殺は460人だったそうです。イジメなのでしょうか。
取り分け、生活苦で死ぬなんて、どうなっているのでしょうか。
国民の命と暮らしを守る役目は政治です。政治の責任を問うても仕方ないかも知れませんが、
経済・生活問題が15%です。政治が丁寧な分析をして、議論するべき課題ではないでしょうか。
与野党が一体となって真摯に向き合うべきです。
それと、イジメです。年間で460人もの小中学生が自殺なんて、許されません。
社会のせいにしたがるのですが、イジメは学校で起こるのです。
それも、公立の学校が圧倒的です。教師の怠慢以外にどんな理由があるでしょうか。
少子化ですが、教師の数が減ったという話は聞いたことがありません。
生徒何人に教師が何人必要なのか、正確には知りませんが・・・
30人以上の学級はありません。ということは、30人に担任がひとりはいるってことです。
1年間、30人の子どもと生活をともにして、イジメが見抜けない教師って・・
節穴でしかありません。
自殺には、原因・動機が必ずあります。
年間2万人もの、生きる望みが絶たれる国って・・・
私はとても恥ずかしい国だと思います。
生きろ。生きろ。生きろ・・・慌てなくても人は100%死ぬのですから。Goto

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