インフレか?

12月・消費者物価指数0.5%上昇・・・・
ガソリンの価格が170円を突破しました。
地元金融機関の調査研究所が805人の主婦を対象に・・
消費行動に関するアンケート調査を実施した。(昨年11月)
調査は二つ、景気が一年前と比べどうか。物価はどうか。
景気の業況判断指数(DI)はマイナス39.5となり前回の調査より29ポイント上昇。
コロナ差でしょうが、前年と比べ景気を過度に悲観視する傾向は弱まったと。
物価については高くなったとの回答が21.3増の79.5%。
安くなったとの回答は0.9ポイント減で物価についてのDIは79.4となり、
前回から22.2ポイントの上昇となった。
ローカルですが、主婦目線では景気は良いと思うが物価は高くなった、が実感です。
日銀の「生活意識に関するアンケート調査」(21年11/5〜12/1)でも「かなりあがった」
「少し上がった」を合わせると(20歳以上4000人を対象)全体の4分の3以上が
物価上昇を実感していると回答している。
これは消費税増税や円安の影響があった15年12月の調査以来6年ぶりの高水準です。
1年後の見通しについても「かなり上がる」「少し上がる」を合わせると78.8%の人が
物価の上昇を予測している。全国的にインフレ期待は上昇した。
今回の物価上昇の要因は資源高と円安です。
21年末原油価格は前年比52%、鉄鉱石は78%上昇した。
このように国際的な資源価格の急騰を増幅しているのは円安です。
12月の輸入物価の上昇率はドル建てだと33.3%だが、円ベースだと41.9%の上昇だ。
円安の影響という計算になる(日経・大機小機)
「川上」の物価を反映する企業物価は12月に8.5%上昇し、
第2次オイルショック後(1980年12月)以来の10.4%以来の高い水準で推移している。
やがて「川下」の消費財価格に波及してくるでしょう。
この勢いだと、コスト上昇を企業がどれだけ消費財の価格に転嫁できるか。
12月の消費者物価の上昇率は0.5%になった(総務省・消費者物価指数)
日銀が悲願のように物価上昇目標にしている2%はコロナ・オミクロン株が
落ち着きを取り戻すであろう桜が咲く頃には達成できることになるかも知れない。
岸田首相・・・分配と成長の好循環を目指すというが・・・
分配が遅れると、政権を揺るがしかねないことになるやも。Goto

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