男女平等日本・116位恥ずかしい・・

クォーター制を導入しようではないですか。
世界経済フォーラム(WEF)は世界の男女格差の状況をまとめた、
2022年版のジェンダーギャップ報告書をまとめ発表しました。
(2006年から発表され、今年で16回目です)
「完全な男女平等」を「100%」として達成度を数値化、順位を公表しています。
日本がいつも問題となる順位は達成率65.0%で146カ国中116位で主要先進国では
最下位でした。我々は連続して下位であることを平然と受け止めてはいないでしょうか。
16回・・・16年も世界から・・・どうにかしてはと言われているのです。
改善はされていると思いますが、指数の元になっているのは「経済」「政治」
「教育」「健康」の4分野です。すべてが下位ではありません。
肝心要(私はそう思うのですが)の教育は世界でダントツの1位です。
健康が63位ですが、日本は国民皆保険です。低く過ぎます。評価を分析する必要があります。
問題は経済と政治です。経済分野では同一労働、同一賃金や働き方改革が進んでいます。
会社の管理職の男女比が問題になっています。
政治分野は国会議員や閣僚の男女数が指数を大きく左右しています。
この報告は順位を問題にしているのではありません。男女格差が生じる場面を把握して
差を無くす努力をすること。そして男女の区別なく力が発揮できる社会に近づくことです。
日本は会社や国の重大な決定を下す立場に女性が少ないことが最大の課題です。
女性が増えれば良いのか・・・という単純な疑問が常に問われますが・・
格差の解消は多様性に繋がります。会社の場合は新商品の開発やサービスが時代の変化に
対応できる組織になります。我が社は全体の67%が女性です。その通りだと思います。
女性に管理職を担って貰わねば成り立ちません。経済は先駆的な経営者が改善しています。
問題は政治です。衆院の9割は男性です。解消するにはこの9割の男性が、ジェンダー平等の
価値を認めることです。まずは立候補者数にクォーター制を導入することです。
4分の1は女性にせねばならない。簡単なことです。まず比例区は半数を女性でなければ
ならないとする法律を作るだけです。
それができない・・・それが問題だと、そこで思考が停止しているからです。
思考を前に進めれば良いと思います。参院選で公明党のキャッチは「政治を前に」でした。
野党に反対はありません。であれば、この役割を担うのは与党の公明党だと思います。
16年も毎年、WEFから最下位の烙印を押されるのは国家の恥です。
政治を動かそうではありませんか・・・それには国民の意思です。
それを変えるのはメディアの力だと、私は思います。Goto
追伸
WEFとは世界の政財界の指導者が参加するダボス会議を主催。
世界に均衡の取れた成長を促すシンクです。

コメント